苦しい時こそ励ましを…

北海道
校正
ささやかな日々の考えごとや思ったこと
こまこま

先日、人生初の胃カメラをしました。
今年に入ってから胃の調子があまり良くないとは思っていたものの、最近とみに胃もたれ・胸焼け感、吐き気もあり、待ちに待った9月の連休はほぼぐったり。

そして病院での胃カメラ検査は、カメラを通した鼻と喉にものすごく異物感あり呼吸のたびに激しくむせ、久々に自分ではどうすることもできない苦しさを味わいました。

苦しさMAXで何も考えられず悶えるしかなかったのですが、先生や看護師さんが
「大丈夫だよー」
「もう少し!」
「頑張ったね」
と、たくさんの励ましの言葉をかけてくれたのです。

先生たちにとっては仕事の一部で当たり前の行動だったと思いますが、
私はこの声かけのおかげで本当に助けられました。
声をかけてもらった瞬間、自分でも驚くほど安心でき、呼吸もだいぶ楽になっていったのです。
(楽になった直後にカメラをグイグイ動かされるので、また苦しくなるのですが笑)

 

検査が終わり、この苦しかった状況の中で励ましを受けどう感じたかを考えてみてました

本当に苦しいと感じている時は自分で自分を励ますことは全くできません。
脳内すべてが「苦しい・辛い」に埋め尽くされ、それ以外は何かを考える余地すらなく、自分の力ではどうすることもできないと強く感じました。

けれども、誰かが励ましの言葉をかけてくれると「苦しい・辛い」で埋め尽くされた脳内に「励まし」が入り込んで、そこから「安心」が生まれてくることもまた感じとれたのです。

 

人によって苦しい状況はさまざまで、「励まし」と一口にいっても時と場合によって相応しくない励ましの言葉もあり、なかなか難しいものでもありますよね。
私も落ち込んでいたり悩みを話してくれる家族や友人に対しても、毎回何と言って良いかわからず私自身が悩んでしまうことがいっぱいあります。

人を励ますのはまだ少し苦手ではありますが、辛い・苦しいと思っている人がいたらできる限り声をかけたりそばに居て、少しでも安心を作り出し楽になるきっかけになれたらなぁと感じた胃カメラの経験でした。

プロフィール
校正
こまこま
デザイン系の大学に行くも、就職で迷走。ライターをかすめる程度にやってみて、現在はウェブや誌面の校正の仕事に携わる。失敗と勉強が重なる毎日。真冬の北海道生まれだが、寒さに非常に弱く冬が苦手。

日本中のクリエイターを応援するメディアクリエイターズステーションをフォロー!

TOP