北海道なのに越後雑煮? 道民のお雑煮事情
あけましておめでとうございます。
印刷会社のフォトレタッチャー、いずみさわなつみです。
お雑煮をいただきながらのんびりと過ごしている……という方も多いかと思います。
私もそんなひとりです。新型コロナウイルスの感染拡大のため、できるだけおうちで過ごすようにしているんです。
そこで今回は、お雑煮についてお話したいと思います。
実は、いずみさわのお雑煮は越後雑煮なんです。
なんで北海道なのに越後雑煮?
そんな道民のお雑煮事情について、お正月のひまつぶしがてら、お付き合いいただけたらうれしいです。
お雑煮でカルチャーショック 越後雑煮とは?
いずみさわのお雑煮は、ご覧のとおり、鮭のお雑煮です。実家ではいくらもトッピングされていました。
この頃になると、なかなかいくらがないので、私は鮭だけにしているんです。
越後雑煮は、鮭、いくら、たくさんの根菜、そしてしょうゆ仕立てのすまし汁に焼いた各餅です。
まさに、越後雑煮そのもの……ですが幼少期からこのお雑煮だったので、どこのおうちでも鮭といくらのお雑煮なのだと思っていました。
中学生、高校生くらいになって、他のおうちでは鮭やらいくらやら……ではなく、ほとんどが鶏肉なのだと知って、文字通りカルチャーショックを受けました。
そこで、家族に聞き取り調査をしてみたところ、母方の母方の母方の……が新潟からの移住者だったらしく、越後雑煮が食べられ続けてきたんだそう。
開拓地北海道のお雑煮事情はどうなっているのか、このことがきっかけで気になり、ちょっと調べてみました。
鶏肉のお雑煮が多いのにはワケがあった
北海道で鶏肉のお雑煮が多いのにはワケがありました。
東北では鶏肉のお雑煮を食べるところが多いのだそう。北海道は東北からの移民が多いです。
だから、鶏肉のお雑煮が多い……という見方もあるんですね。
知り合いは「実家のお雑煮、あんこが入ってるんだよね」というんです。
香川のお雑煮だそうで、お母さんが香川のひとだからそう。
お雑煮といっても、調べてみたらあんなのからこんなのまで、日本全国には様々なお雑煮があるんです。
地元のお雑煮しか食べたことがないかもしれませんが、調べてみるのもおもしろいかもしれません。
まとめ
お雑煮は縁起ものですし、地域の特徴、その家庭ごとの個性がみられておもしろいものです。
新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き、旅行ができるようになったら、来年、再来年あたりは奮発して、北海道外の旅館でお正月料理がいただけるプランで宿泊、その土地のお雑煮を食べてみたいなあと思っています。