キャプション読んで水族館の楽しさUP↑

北海道/札幌
校正
徒然なるままに日々思うこと・感じること
こまこま

昨年の自粛期間からつかの間の癒しを求めて全国の動物園・水族館のSNSで動物たちの写真や動画を見続けて、行きたいと思い続けて1年…。
先日ようやく近場で行きやすいおたる水族館へ動物たちに会いに行くことが叶いました!!

やはり写真や動画では感じられない匂いや動物の存在感などをたっぷりを堪能でき、水族館に来れたというだけで感動でした。
メインビジュアルのジェンツーペンギンは、とにかくずっとカメラに寄ってくれたので(こちらにサービスをしてくれたのか、はたまた餌だと思っているのか、威嚇しているのか…?)生き生きとした写真が撮れました。

 

さて、それ以外にも今回はいつもとは違う目線で水族館を楽しんできました。
それは、動物たちの生態などを紹介しているキャプションを読むこと。

動物園・水族館のキャプションはわかりやすいく書いてあるとはいえ、説明っぽくて読んでもあまりおもしろいと感じたことがなく、これまでの人生でほとんどスルーしてきました。
しかし!近年ではキャプションを楽しくておもしろいものに変えたことで、来場者が増えたという水族館もあるほど、今やキャプションが注目され工夫を凝らすところも増えてきているようです。

今回訪れたおたる水族館は毎年ユーモアたっぷりの広告を出していることもあり、キャプションもやっぱりちょっとニヤけるようなおもしろいものが多かったです。個人的に惹かれたキャプションを紹介します。

①やたらと美味しい食べ方が書かれている

  

「さかなクンか!」とちょっと思ってしまうほど。
魚への熱い思いがある方は見た目の魅力だけでなく、味も伝えたいものなのでしょうか…笑

 

②飼育員さんのメッセージにほっこり

動物とは会えるものの、飼育員さんとはほとんど会ったり話したりすることはないですよね。飼育員さんそれぞれの目線で書かれたキャプションは、読めば飼育員さんとお話しているような感じがして楽しいです。

お仕事の知識が役に立ってよかった(笑)がんばれお父さん飼育員!

 

③某有名アニメ作品を引用
知っている作品だからこそ、説明に入れてくれるとよりわかるし紹介されている動物にも興味が湧きました。そして、私はさらに著作物がどのように引用されているのかも気になってしまいます。

(※著作権法にそこまで詳しくはないので、下記内容ははあくまで個人的な見解です)

 

 

著作権法の権化と言っても過言ではない(笑)D社関連については、キャラクター名をカタカナ→ひらがなに変えた、映画タイトルを歯抜けにするなどの工夫がされてました(わざと変えたのか、著作権法に侵害しないようにしているのかは不明ですが…)。けれども分かる人にはわかるという、このちょっとした工夫がかえってくすっと笑えるおもしろさがあって好きです。

 

 

G社に関しては「画像を使っている…だと?!許可はとっているのか…?」と一瞬(勝手に)心配してしまいましたが、昨年G社は【常識の範囲でご自由にお使いください】と劇中シーン画像を大量に配布していたのを思い出し、(また勝手に)一安心。

やっぱり他ジャンルからの取っ掛かりがあるとそれが好きな人・知っている人にとってはより興味を引かれやすいですね。
キャラクターや作品をこういったキャプションなどで使うことは、著作権の関係でなかなか難しいものだと思いますが、もうちょっと自由に使えるようになるともっとおもしろくて楽しい、より興味を持ちやすい展示が作れるのかなとも考えてしまいます。

 

 

子供の頃は動物を見るのに夢中でしたが、大人になった今は動物のこと見るだけではなくキャプションを読んでもっとその動物のことを知ってから見るのも楽しいと、また違う楽しみ方ができました。

キャプションも見ていく動物園・水族館めぐりもおすすめです。

プロフィール
校正
こまこま
デザイン系の大学に行くも、就職で迷走。ライターをかすめる程度にやってみて、現在はウェブや誌面の校正の仕事をやっています。まだまだわからないことだらけで、失敗と勉強が重なる毎日。真冬の北海道生まれですが、寒さに非常に弱い。

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