楽しかったと思えるまで
先月、これまでの人生で最大のイベント「結婚披露宴」を挙げました。
親族、友人から「すごく楽しかったよ!」と言ってもらえて、披露宴は大成功だったと思います。
しかし、私自身が素直に「楽しかった」と思えるまでは、少々時間がかかりました。
披露宴の時点では自分たちでタスクを抱え込みすぎて、楽しむどころではなかったのです。
披露宴のプランを決める中で、一般的なプランはいらないものも多く、料金も高い!
自分たちの雰囲気に合わないものは省いて「アットホームに楽しめる披露宴のみをやりたい!」と思い、会場だけを借りて、ディレクションをすべて自分たちでやることに。
しかし、いざ準備が本格化してみると、プログラムや招待状の製作依頼、紙選び・印刷・折作業、会場の装飾デザイン・製作、音楽や照明の演出指示、台本作り、美容師さん・カメラマンさんの手配…etc、やらなきゃいけない事が想像以上に多く、とても二人で処理しきれる作業量ではありませんでした。
たくさんの人と連絡をとりつつ、買い出し・製作・資料の用意で、平日の夜や休日はすべて準備でフル稼働。
やっと迎えた披露宴当日は、不安と緊張で手が震え、頭の中も真っ白でした。
司会進行も自分たちで行ったため、うまく進行できるかでいっぱいいっぱいで、家族や友人と楽しく話すどころではなく、
結果、アットホームに楽しみたかったのに本末転倒になってしまいました。
すべてが手探りだったため見落としや二度手間だらけで、披露宴後しばらくは「ああすればよかった」「申し訳なくて人に会うのが辛い」など、反省・後悔でネガティブモード全開でした。
それから1ヶ月程が経ち、やっと披露宴の写真を見返せるまで落ち着きました。
その中に、笑顔の私たちがたくさん写っているのを見て、来てくれた人たちと交わした会話や笑えた場面が思い出され、やっと「楽しかったんだなぁ」と思えました。
悲しみは時間が解決すると言いますが、悲しみに限らず、心の整理には時間が必要なんですね。
ネガティブな内容になってしまいましたが、今はやっぱり「披露宴をやってよかった!」と思っています。
でもこれから結婚式や披露宴を考えている方は、自分自身が楽しめるように使えるサービスは使っていったらいいかな、と思います!笑
やることなすこといっぱいありましたがしたが、その中でもやれて良かったことは招待状やプログラム、ウェルカムボードの製作を友人にお願いできたことでした。
私たちの好きなものを取り入れてくれた、オリジナル感たっぷりの素敵なものを作ってくれて本当に感謝です。