限界を感じたときに向かう先…
仕事で何時間も座り続け、パソコンや紙に向かって前屈みになる姿勢が続くと体をじわじわと蝕まれてしまいます。体がバッキバキに凝り固まって痛くなり、ひどいときは頭痛につながることも。
定期的に「もう限界!だめだぁぁ」と体が悲鳴をあげてしまいます。
お金に余裕があればすぐ整体に行きますが、悲しいことに毎回お金があるわけでもなく、また行きたいときに限って予約が取れないこともしばしば…。
そんな時、私はあるところに向かいます。
そこは
「岩・盤・浴」
整体より格段に安く、コスパもよし!予約が取れないという悲しいこともなし!
しかも通勤途中にあるので、交通費や移動の手間など考えなくて済み、心おきなく行けちゃいます。
ここ最近は、デスクワークによる体のダメージに加え、初雪が降るほどの寒さと、いつもより長引くピラティスの筋肉痛のトリプルアタックにやられてしまい、体が限界に達してしまいました。
と、いうことで仕事を早く切り上げ、早速と岩盤浴に向かいました(実際は足の筋肉痛でノロノロ歩きでしたが、気持ちは競歩のごとく歩いてるつもり)。
岩盤浴は温泉と同様に体を洗ってから利用するので、ササッとシャワーで洗い、ついでに併設のお風呂に浸かって少し体を温めてから向かいます。
でも、先にお風呂に入るとそれはそれでとても気持ち良く、気を抜くと岩盤浴を忘れて長風呂になってしまうことも。
お風呂に後ろ髪を引かれつつも、真の目的の岩盤浴へ向かいます。
温かくて少し薄暗い空間に15分ほど横になり、じんわりと体を温め汗を流す。
高温で一気に体を温めるサウナとは違って、岩盤浴はゆっくりじっくり温まるので、体の芯までぽっかぽかになります。
冷え性な私は、体の表面が温かくなっても内部まで温まらないことも多いので、サウナより岩盤浴が性に合いますね。
また、岩盤浴でかく汗は普通の汗と違い、ベタつかずサラサラしているので不快にならないのも気に入っているポイントです。
汗と一緒に老廃物を流すことで、体の痛みも和らいでいきます。
横になっているときは何もかも思考停止の「無の境地」。嫌なことや大変だったことも汗と一緒に流れているんだと思います。
「無の境地」に飽きてきたら、周りにお客さんがいないことを確認してストレッチで伸びを楽しむことも(恥ずかしいから、人がいないときにやります)。
でも他のお客さんもストレッチマンになっていることを発見し、今度からは心置きなくストレッチマンになろうと思いました。
休憩と水分補給をはさみつつ岩盤浴を何度かくり返します。
退出する頃には体が芯まで温まっているだけでなく、毎回驚くほど体が軽やかに感じます。
どれだけ老廃物を抱え込んでいたのかと思うとゾッとしますね。
これから寒さの厳しい季節に突入します。
寒さで筋肉が縮こまって、夏〜秋は大丈夫だった体も冬は特に不調をきたします。
体を慮って暖房やお湯の温度を上げたいのですが、その分ガス代などがかかり、温度を上げるのをためらいがちですよね(うちはプロパンガスなので特に冬の光熱費は家計の負担に…)。
疲労回復や風邪予防のためにも温かい空間で汗を流せたり、熱いお湯を思う存分使えるところに行くのも、健康管理の一つとして続けていこうと思います。