苦手なことより自分に合うことを続けて

北海道
校正
徒然なるままに日々思うこと・感じること
こまこま

校正の業務をやって約2年半。
まだ実力不足ではありますが、自分に合う仕事のような気がして、今後も続けていきたいとも思っています。

というのも、いろいろな職業を経験してみて「この業務は自分には向いてない」「この業務は性に合っている」などがようやくわかってきたのです。

 

デザイナーに憧れてデザインの学校に通うも、やりたいこと・自分に合うことがよくわかっていなく、就職試験に失敗し続けて内定が取れないまま卒業しました。

それでも勉強してきたデザインを活かせることはないかと、卒後はデザイナーのインターンに通ったり、フリーペーパーのライターをやってみましたが、どれも長く続きません。

デザイナーの仕事はデザイン案考える~思いついた案を実体化させる、という基本的なところが苦手でした。
案は1案絞り出すのもやっとで、それも制作したら思っていたものと違うものが出来上がってしまう。苦し紛れに作ってみるも自他共に認めるほどのひどいものでした。

ライターの仕事では取材が苦痛でした。
知らない人に電話して直接会って話をするというのが、何をどう話せば伝わるか、相手に不快にならないようにしないと…など考えていると言葉に詰まってしまうこともあり、すごく強いストレスを感じながらやっていましたね。

 

今の校正の仕事はデザイナーやライターのように何かを作ったり、人とたくさん話すことがほとんどありません。
紙やパソコンに向かって黙々と作業をしていく仕事なので、私にとって心理的負荷が少なく性に合っていると感じてます。

 

苦手なものも続けていればそのうちできるようになると信じていましたが、現実はできるようになる前にストレスで疲弊してしまうこともありますね。
苦手克服も大事かもしれませんが、無理して多くの時間とストレスをかけるくらいなら、自分に合うことを続けて実力アップしていく方が仕事も効率的に進められますし、もっと楽に生きていけると実感しています。

最近では校正とは別の、パソコンに向かって黙々と作業をしていく系の業務も任されるようになりました。こちらもまだまだわからないことがいっぱいですが、こちらも性に合っていてもっと知りたい・やりたいと思えるものです。専門の資格もあるようでこれから本格的に勉強していき、仕事に活かせるもの・私自身の強みにしていきたいと思っています。

プロフィール
校正
こまこま
デザイン系の大学に行くも、就職で迷走。ライターをかすめる程度にやってみて、現在はウェブや誌面の校正の仕事をやっています。社会人6年生。まだまだわからないことだらけで、失敗と勉強が重なる毎日。真冬の北海道生まれですが、寒さに非常に弱い。今年のクリスマスプレゼントは何をあげればいいのか、自分も何がほしいのわかっていません。

日本中のクリエイターを応援するメディアクリエイターズステーションをフォロー!

TOP