WEBライター・WEBデザイナー、そして校正のいずみさわなつみです。
現在は派遣先の印刷会社で校正をしています。一人前のクリエイターになるため、紙面の経験がしたいと飛び込みました。
近付く三十路……ですがまだまだ一人前のクリエイターには程遠いです。

WEB業界から印刷業界に飛び込んだ今、クリエイターとは……と真剣に考えてみることにしました。
これまでがむしゃらにやってきて、きちんと向き合っていなかったように思います。

クリエイティブとは英語で「何もないところから新しいものを作り出す」だとか「独自の発想で新しいものを作りあげる」だとか、そういう意味があるようです。

WEB業界だとひとつのホームページを作り上げる、印刷業界だとひとつのカタログを作り上げるといったもの。

例えば……このコラムだと。
内容を決めて、ライティングして、それから校正して、必要な画像などと合わせて提出……
それからようやくコラムとして掲載されます。
何もないところから独自の発想でひとつのコラムを作り上げたのですから、これも間違いなくクリエイティブなことです。

WEBライターとして数えきれないほどの記事を書いてきましたが、そのひとつひとつがクリエイティブなものだったと振り返ると、すごいことをしていたんだ！ という気持ちになります。

皆さんはどうですか？
業務に追われながら、クリエイティブなことをしているという自覚を忘れがちになってはいませんか？
実は、その目の前の業務は何もないところから独自の発想でできあがったもの。
それこそが、忘れてはいけない私たちの自意識――矜持なのではないでしょうか。