ソーシャルディスタンスの恩恵

北海道
校正
徒然なるままに日々思うこと・感じること
こまこま

自粛中はあんなに動物の写真や動画を見ていて早く動物園や水族館に行きたい!と思っていたのですが、営業再開になって私が真っ先に向かったのは動画園でも水族館でもなく映画館と美術館。

動物はもうちょっと先になっても会えるけど、映画や美術館は公開・開催期間が短いのでね……すまぬ動物たち。

 

映画館も美術館も以前とは違い、映画館は当日分しかチケットが買えなかったり(ミニシアターだと上映時間によって購入可能時間が違うことも)、逆に美術館は当日券がなく時間制の入場のチケットを事前に購入しないといけなかったりと、いろいろと変わってました。ちゃんと下調べしないで行くと無駄足になりそうな感じです。私も仕事終わりに見ようと思っていた映画のチケットが朝一番に行ったのに販売時間外で買えず、徒労に終わることもありました(涙)。

自粛が終わったと言ってもコロナ以前とは違う状況でまだ少しの不便さがありますが、いざ現地に足を運んで鑑賞してみると以前よりも快適感が増していました。

 

映画館は客が隣同士にならないように間に空席を挟んだ席しか選べないようになっていました。
個人的にはいつも悩みの種になっていた鞄やコートどうやって置く問題はあっさり隣の席に置けて解決、前後左右に人がいないので気を使うことも少し減り、気持ちがちょっと楽になりました。
他に周囲の人が物音がうるさい、上映中にスマホを使いだすなどの不快感も感じづらく、結構快適…!

 

美術館は当日も一定人数が館内にいると入れないという制限があり、少しだけ待ち時間がありましたが、どの作品も人がいて見えない、順路に進めないということが一切なく、おかげでひとつひとつの作品をじっくり堪能することができました。

 

ソーシャルディスタンスが呼びかけられて、もう3ヶ月ほど経つのでしょうか…?
この言葉・行動は義務感が強く、しかたなくやるかと思っていたのですが、映画館と美術館に行ってからは「いいぞ!ソーシャルディスタンス!!最高!」と前向きな捉え方に変わりました(笑)。

アフターコロナもこの快適さが続いてほしいと思う一方で、映画館や美術館側は人数制限で運営や売上などとても大変な状況かと思われます。映画館や美術館など「新しい生活様式」を取り入れた今後の鑑賞システムがこの後どう変化していくのかも気になります。

 

まだまだこの影響は続きそうですが、客の立場としては人が少なさそうな時間を狙ってもう一回行くなど、できる範囲でやれることをやっていきたいと思っています。

 

 

プロフィール
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こまこま
デザイン系の大学に行くも、就職で迷走。ライターをかすめる程度にやってみて、現在はウェブや誌面の校正の仕事をやっています。まだまだわからないことだらけで、失敗と勉強が重なる毎日。真冬の北海道生まれですが、寒さに非常に弱い。1年ぶりに映画館に行きました。IMAX映画はスクリーンが大きいので最後部座席でも「あと3mは離れたい」と思わずにいられなかった。

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