印刷業界で生き抜く! 紙媒体クリエイターはWEBについて知るべき
グラフィックデザイナー、DTPデザイナー、DTPオペレーターなど
印刷業界で活躍する紙媒体のクリエイターの皆さん。
これからの印刷業界、どのように生き抜いていきますか?
新型コロナウイルスがきっかけですが
いつもの美容室ではタブレットで雑誌が閲覧できるようになっていました。
美容師さんが数冊ファッション雑誌を持って来てくれる……ことはありません。
何が言いたいのかといいますと、インターネットの普及にともなって
印刷業界の状況は厳しいものになっているということです。
そんな印刷業界で生き抜くため、紙媒体のクリエイターが身に着けておきたいのがWEBのスキルです。
今回は、どうして紙媒体のなのにWEBなのか、お話ししたいと思います。
紙媒体に掲載されているものがWEBにも掲載される
印刷業界では紙媒体に掲載されているものがWEBにも掲載されるようになっています。
例えば……デパートのチラシだったとします。
チラシで告知した祭事、チラシで取り上げた商品など
チラシに掲載したものをWEBサイトに掲載したり
オンラインショップで取り扱ったりするわけです。
ですが、「じゃあWEBサイトにチラシのこれをそのまま掲載してください!」といって
そのままチラシの素材をWEBのタグに埋め込むことはできません。
- カラー設定が印刷用だとCMYK、WEB用だとRGB
- 解像度が印刷用だと高く、WEB用だと低い
といった(もちろん、これだけではありませんが……)違いがあるためです。
そのため、印刷物の制作者がWEBについてある程度わかっていると現場で役立つわけです。
紙媒体のクリエイターもWEBのクリエイターもアドビソフトを使いこなせなければいけません。
紙からWEBへ、WEBから紙へ、それぞれ転職しているクリエイターもいます。
将来まで視野に入れて、現場でも役立つWEBの知識を身に着けて損はありません。
まとめ
印刷業界でもWEBとの関わりが増えています。
実際、印刷会社にいてそのように感じています。
たいがい、WEBと連携しているんです。
WEBライターやWEBデザイナーとしての経験が役立つこともあります。
紙媒体のクリエイターの皆さん。
WEBにも対応できる、マルチなクリエイターを目指しませんか?