古い本がもう手に入らない! 思い出した図書館の存在
ものすごく久しぶりに図書館から本を借りてみました。
きっかけは、読みたい本が絶版となっていてもう手に入らない事実にぶち当たってしまったから。
ここ最近のアニメ映画再上映ラッシュにオタク魂が再覚醒し、もっと作品の設定や制作の話、監督の思いなどを知りたい、という欲から設定資料集などの書籍を探していました。
しかし、20~30年以上前の映画ということもあって、もう販売されていない書籍もちらほら…涙
「クッ…あの当時にすでに作品の良さがわかる大人になっていたら!…無念!!」
と、悔しい思いをしながらも、ふと思い出したのです。
「読みたい本の中に昔、図書館で借りたものもあるなぁ……そういえば図書館の方が本屋より古い本が多いのでは??」
と。
本格的に本が好きになった小学生から大学まで、学校や近所の公立図書館にはよく通ったものでした。
けれども、社会人になると学生よりも時間が制約されて図書館に行って借りる、返却期限までに読み終えて図書館に返しに行くことが難しくなり、億劫にも感じてきて足が遠のき、そしてだんだんと図書館の存在が自分の中から忘れ去られていったようです。
また、自由に使えるお金が増えたことで、欲しい本は自分で所有したいという思いも強くなっていきました(お金を手にすると欲深くなるもんですね…)。
久々に思い出した図書館に思いが高ぶり、思い立ったその日に図書館へ。
札幌市の大きな図書館は私の住まいや通勤路からは通いづらいところにあるのですが、地下鉄駅ナカに貸し出しカウンターがあってそちらを利用してみました。
久々の図書館の利用はまず、貸出カードを作ることから(最近札幌市民になったため)でしたが、「貸出カード」という名前すら忘れていて、「会員カードを作りたいのですが…」とスタッフさん言ってしまうほど。
意味合いとしては間違ってはいないのすが、名前すら思い出せなかったことに恥ずかしくなってしまいました。
予約した本は意外とすぐに受け取る事ができて、今はもっぱらその本を寝る前や休日に読み進め、夢中になっています。
図書館という存在を思い出したことで、私の読書ライフとその延長上の映画ライフがより充実し、コロナで鬱屈した生活に光がさしてきた感じがします。