Photoshopの画像加工で知っておきたい解像度 【初心者にもわかりやすく】

札幌
WEBデザイナー,WEBライター,レタッチャー,DTPオペレーター
izumisawanatsumi
いずみさわなつみ

印刷会社で内校員をしていましたが
Photoshopの経験からレタッチ部門に異動することになり「おさらい」をしているのですが……
これまで解像度についてなんとなくわかっているだけだったことに気が付きました。

レタッチャーとしてなんとなくではまずい!

そこで今回は、初心者にもわかりやすいことを前提に
Photoshopの画像加工で知っておきたい解像度についてまとめてみました。

解像度とは

解像度とは1インチの幅に何個のドットがあるかをdpiあるいはppiという単位にしたものです。

英語にするとちょっとわかりやすいです。
dpiはdot per inch、ppiはpixel per inch。
ややこしいんですが、dpiもppiもとりあえず同じものととらえて問題ありません。
デジタル画像はたくさんの「点」でできてるんです。原理としては点描画なんですね。

さて、100dpiの画像と200pdiの画像だと
たくさんのドットからできている200dpiのほうが鮮明なんです。
簡単に言ってしまえば、解像度が高ければ高いほど高画質ということ。

じゃあ、高解像度にしておけばいいんじゃないのかといえば
そういうわけではない……
それが解像度の難しいところなんです。

画像解像度と画像サイズの関係

解像度であやふやだったのが画像解像度と画像サイズの関係……
皆さん、あいまいではないですか?

デジタル画像はビットマップというたくさんの四角形でできています。
この四角形がピクセル。画素ともいわれています。
緻密なモザイクによって鮮明な画像ができているんです。

そして、ここでいう画像サイズとは、実際の画像の寸法にあたります。

360dpiの画像があったとします。一般的なデジカメの解像度ともいわれています。
360dpiという解像度のまま
小さくプリントしたり大きくプリントしたりしたらどうなるでしょうか。
小さくプリントすれば、それだけ鮮明になります。
大きくプリントすれば、それだけ画像が引き延ばされ、ぼやけてしまいます。
これが加増解像度が画像サイズのそもそもの関係なんです。

なので、もし360dpiの画像を大きな画像で綺麗にプリントしたいのであれば
360dpiではなくもっと画素数のあるデータを
用意しなければいけないということなんです。

だから印刷業界では、
撮影データはできるだけ画素数が大きいほうがいいといわれています。
画素数を少なくすることはできるからです。

まとめ

というわけで、レタッチ部門でひたすら切り抜きに精進しています。
実際に、Photoshopのスキルをからだで覚えているところですが
当然、これからは「知識」だって必要になってきます。
一人前のレタッチャーを目指して、知識も身に付けていきたいです。

プロフィール
WEBデザイナー,WEBライター,レタッチャー,DTPオペレーター
いずみさわなつみ
フリーランスのWEBライターからWEB制作会社・ECサイト運営会社の派遣社員になり、WEBライター・WEBデザイナーとして、一人前のクリエイターを目指し日々悪戦苦闘。現在は新境地・印刷会社で内校員をしていましたが、レタッチ部門に異動、レタッチャーとして修業の日々を送っています。もうすぐ誕生日、今年こそ自分へのプレゼントで一眼レフカメラを購入するつもりです。趣味は旅行・日本酒。

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