虹の橋を渡った子達

Kyoto
デザイナー
トキメキ☆通信
Erico

こんにちは!本日は以前も少し紹介したんですが羊毛フェルトの世界をご紹介したいと思います。

羊毛フェルトは「ちくちく」「針でさすやつ」「羊の毛を使うやつ」など様々な表現で言われたりしますが結構メジャーになってきているんじゃないかな?と最近は感じます。

と言うのもハンドメイドやクラフトに詳しくない方でも写真を見せると『あ、これって…』と言う反応になるからなんです。

私は羊毛フェルを始めたきっかけが愛犬をリアルに作りたい!!!と思ったからでした。

ネットサーフィンをしていた時にたまたま羊毛で本物と見違えるほどの動物を作られている方がいて一瞬で心奪われたのがそもそもの始まりです。

私は生まれた時から育った環境が芸術が当たり前に日常にある家庭で育ちました。

父が彫刻家で自宅にアトリエがあり、いつも家にいて何かをを作っている。

父の場合は粘土で造形し、型をとって作っていくやり方が主だったので幼いながらに『もふもふ』したものも作って欲しいなーなんて思っていたものです。父のは大体がツルッとしてますからwww

今、思えば英才教育を受けていたんですね。自然と。

リアルな羊毛フェルトの動物を見つけたときは真っ先に父に見せました。『これ凄い!!』

ただその時はまだまだ日本ではリアル羊毛の世界はメジャーではなく、ほんの一部の人しか知られていないのが現状でした。なので学びに行くとなるとその人の所に行くしかないと思っていましたが旅費・交通費などを考えると正直難しい…。なら先ずは見よう見まねでやってみよう!と初心者が作れるマスコットから始めました。

できた処女作は愛犬のマスコット。正直クオリティは低かったのですがSNSにアップしたら、それを見た愛犬のブリーダーさんがシェアしてくださってあれよあれよとブリーダーさん経由の飼い主さんたちから作って欲しいと注文が来はじめたんです。

正直戸惑いましたが数をさせていただくことで結果腕が上達していくことになりました。

今はリアルで特に亡くなった子(虹の橋を渡った子)達をご依頼いただくことが多いのですが、ペットロスになった方達に何かできないか?と作る教室などもしています。

もう一度あの子に会いたいを形にできたらいいなと思って製作させて頂いています。

実際にその子の毛をもらうこともあるのですが犬種によって硬さや太さが違い難しい時もあるので、その時は依頼者の方に説明し、心臓あたりにその毛を入れて製作しています。

羊毛フェルトのリアルアニマルの世界。興味持たれた方は是非ネット検索してみてください!

猫作家さんは猫に特化して、犬作家さんは犬種に特化してなど作家さんにより特徴が様々で面白いですよ!

プロフィール
デザイナー
Erico
京都在住 父が彫刻家・母がオリジナルブランドを持ち、弟は役者をしています。幼少期から家族で行く先には芸術やクリエイティブな空間が常にありました。 ハンドメイドは物心ついた時から遊び感覚で始め、イベントに参加したり雑誌などに掲載された事が何度かされました。企業やショップなどとコラボもしています。

TAGS of TOPICS

日本中のクリエイターを応援するメディアクリエイターズステーションをフォロー!

TOP