2020.08.21
結び
Kyoto
デザイナー
トキメキ☆通信
Erico氏
皆さんは紐や糸の結び方に名前や意味があるのはご存知でしょうか?
有名どころで言うと『蝶々結び』『蝶結び』
形が蝶に似ていることから、そう呼ばれています。
紅白で蝶結びはのし紙に描かれたりします。
『紅白蝶結び』は結び目を何度でも簡単に結び直せることから「何度繰り返してもいいお祝い事やお礼』の時に使われます。
お食い始めや七五三、入学、卒業、成人と子供の成長を祝った行事や、出産や長寿祝いなどに使われるのが主流です。お中元や、お返しに当たる「内祝い」にも用いられます。
しかし絶対使ってはいけないシーンもあります。
それは、お見舞いや快気祝い、結婚祝いなどです。
これらは『何度繰り返してもいいお祝い事』ではありませんよね。
『二度と繰り返さないで欲しい』と言う思いがこもっているのは『結び切り』と言われる結び方。固結びとも呼ばれます。一度結ぶと解けません。
このように知らなかったでは済まされない結び方や意味が他にもたくさん存在します。
使う場面を気をつけなくてはいけないけれど、知れば知るほど面白いです。
私個人のお勧めは『叶え結び』でしょうか?(^^)
あなたのお気に入りはなんですか?
プロフィール
デザイナー
Erico氏
京都在住 父が彫刻家・母がオリジナルブランドを持ち、弟は役者をしています。幼少期から家族で行く先には芸術やクリエイティブな空間が常にありました。 ハンドメイドは物心ついた時から遊び感覚で始め、イベントに参加したり雑誌などに掲載された事が何度かされました。企業やショップなどとコラボもしています。