宝くじ派?ロト派?

東京
編集&ライター
Juzooo
じゅーぞー

 年末となり、宝くじの季節となりました。ふだんは駅前や商店街の一角にある宝くじ売り場なんて見向きもしない人も、年末のこの時期になると、今年の運を使い切ろうと、宝くじ売り場に並ぶことも多いと聞きます。  ちなみに「年末ジャンボ宝くじ」の当たる確率はいったいどれくらいのものかご存知でしょうか。  公式に発表されている2015年の「年末ジャンボ」では、以下の通りです。   1等の前後賞=1億5,000万円=0.00001%   1等の組違い賞=10万円=0.00099%   2等=1,000万円=0.0001%   3等=100万円=0.001%  これを見れば、いかに宝くじで1等どころか、3等でさえ当たる確率が低いかがわかるでしょう。  そう思って僕は、「宝くじなんて金をドブに捨てるようなものだ」「国に寄付するようなものだ」と考え、若い頃から見向きもしませんでした。ところが神楽坂にあるバーで、「宝くじ」を管轄している総務省の官僚の方とたまたま隣になり、色々な話をした時に、「宝くじ」だったら、「年末ジャンボ」とかより、ロトくじの方が当たる確率が高いよと教えてもらい、それ以来、気が向くと1口200円の「ロト6」、1口300円の「ロト7」を買っています。  では、本当にロトの方が普通の宝くじより当たる確率が高いのでしょうか。 ●「ロト6」の場合   1等=2億円=0.000016%   2等=1,000万円=0.000098%   3等=30万円=0.0035% ●「ロト7」の場合   1等=4億円=0.0000097%   2等=1,000万円=0.00014%   3等=30万円=0.0019%  以上のようなデータが出てきました。確かに1等が当たる確率は、「年末ジャンボ」の〈0.00001%〉より、「ロト6」の〈0.000016%〉の方が若干高い気がします。賞金も2億円と高いですしね。「ロト7」は金額もバカ高いせいか〈0.0000097%〉と当たる確率がさらに10分の1とさらに厳しくなります。  では2等の1,000万円ではどうでしょうか? 「ロト6」の〈0.000098%〉、「ロト7」の〈0.00014%〉に比べると、「年末ジャンボ」は〈0.0001%〉となり、「ロト6」が最も低いようです。  よくわからなくなりましたが、「ロトくじ」は毎週やっているので、すぐ結果がわかるのがいいし、キャリーオーバーすると賞金も倍になるから、夢がありますよね。  でもどのくじも、高額当選者となるのは、かなり難しいようです。ちなみに隕石に当たる確率は0.000062%だそうです。なんと、どの宝くじの1等に当たる確率よりも高い。ということは……(泣)。

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