今を生きる“マインドフルネス”
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
今日は簡単で、ストレスケアにおススメの「マインドフルネス瞑想」をご紹介します。
緊急事態宣言が解除され久しぶりに乗った電車の中で、
中村アンさんが「ストレスを軽減させ免疫力をあげますよ~」と、
「マインドフルネス瞑想」を紹介していました。
この瞑想法は、GoogleやFacebookといった大企業でも取り入れられており、
日本のニュースにも上がった事で話題になり最近はよく耳にするようになってきましたね。
マインドフルネスとは、「今、この瞬間」に意識が向いている心の状態をいいます。
普段私達は様々なことを思考し、話し、行動していますが、そのほとんどが自分以外の人・モノ・事、問題や課題、未来、過去の事を頭の中であれこれ考え、言葉、行動のアウトプットに反映しています。その思考(考え、言葉の単語)は1日6万~9万にものぼると言われています。
凄い数ですよね。
一度、頭に意識を向けて勝手に「おしゃべり」をしている脳を観察してみてください。
下手したら1日中、「あれこれ」…考え過ぎるくらい思考しているのです。
思考すると心がその思考に同調します。心が反応すると思考が同調します。
嫌な考えであれば嫌な気分がしますし、良い気分を感じればいい思考をします。
常に思考と心は変化し揺れ動いているのです。
この状態に「気づく」ことがマインドフルネスの状態です。
普段この事に「気づき」感じ取る事が出来るでしょうか?
感じられないと意識は「今、この瞬間」にはなく、
自分以外に意識が散漫し、今ここに居るはずの自分を感じられず置いてきぼりにしていくのです。
置いてきぼり状態に「気づかず」無意識でいることが、
私達にとって「ストレス」という、
自分と「ズレ」た事によって発する不調和を生み出し体感させています。
その範囲は精神的レベルから、肉体が緊張し疲労が溜まるなど、すべての領域に及びます。
この自分との「ズレ」を元の自然な状態に戻すのが「マインドフルネス瞑想」の実践です。
本来の自然な状態の自分と一致すると効果は絶大です。
【マインドフルネス瞑想の効果】
●今、この瞬間をあるがまま感じ生きられる様になる
●気づきが起こり、貴方自身がどう在りたいのかが自然にわかる
●思考と心がクリアになり集中力が上がる
●直観力、想像力、洞察力、あらゆる能力が高まる
●オン、オフの意識の切り替えがスムーズになる。(ストレスを受けにくくなる)
●睡眠の質が上がる
●自律神経が整い健康状態、免疫力が向上する
など、無限の拡大、変容が起こります。
【マインドフルネス瞑想実践法】
慣れるまでは、静かな場所に座り姿勢を整えます。
5分から15分の範囲で呼吸に意識を向けるだけの凄くシンプルな実践です。
シンプルですが、先ほどもお伝えしたよう1日6万~9万頭を使っていると雑念が出てきますので、はじめは難しく感じるかもしれません。難しいと感じたらその状態に気づいてあげてください。
「気づき」は自分を感じる、あなた自身を受け入れる行為です。
●呼吸に意識を向ける。雑念が出てきたら「気づいて雑念を受け入れ止める」また呼吸に意識を向けるを繰り返します。
シンプルな行為は、そのままあなたをシンプルに戻してくれます。
ストレスも軽減されていきますよ。
コロナにより無意識に受ける外的ストレスが免疫力、私たちの生命エネルギーを低下させる状況、大きな変化の今、ストレスケアは大切なあなたを守る、大切にし慈しむ行為です。
こらからの時代益々、必要になっていく習慣ではないでしょうか。
是非、日常に取り入れてみてくださいね。