2020.10.25
民謡、をかし!
新潟
ライター&コピーライター
いと、をかし。
丸山智子氏
身近な割に身近じゃない、「民謡」。
▲民謡におけるハイヤ節は重要!
過去に耳にしたりお祭りで踊ったりしたことはあっても、なかなか日常の中で親しむ機会は少ないですよね。
辞書によると、「民衆の、労働・儀礼などの集団の場において自然に発生し、伝承されてきた歌謡。素朴な生活感情を反映し、地域性が強い。遊び歌・祝い歌・仕事歌・酒盛り歌・盆踊り歌などがある」とのこと。
伝統芸術に関わる仕事をしていることが縁で、近年津軽三味線を聞く機会があるのですが、これが本当にかっこいい!!!
ちょっと前まで「民謡は古いもの」とぶっちゃけ思っていた私には、カルチャーショックレベルでした。その大きなきっかけになったのが、津軽三味線の家元の3代目となる小山豊さん。
彼のこきりこ節@富山で民謡の面白さに目覚めました。
ちょっとアレンジ違うけど、これこれ!
さらに小山さんが受け継ぐ小山流、大合奏がすごいのなんの!
200人とかで同じ音を紡いでいくので、腕・指の動きもシンクロする様子は圧巻です。津軽三味線は、ジャズのような即興のライブ感も特徴で、民謡に親しむ上でとっても注目の楽器です。
そして昨年、「民謡民舞全国大会」にお邪魔して全国の民謡民部を拝見してきたことで、さらに歌のうまさ、演奏のうまさはもちろん、踊りの多様さに驚きました。
しっとりと踊るのが民謡かと思ったら、ストーリーが見えたり、勇ましかったり艶っぽかったり…本当に多様!民謡の世界、めちゃ奥深いです。
なかなかお祭りとか移動とかが難しい時代ですが、その流れで地域の伝統をつなぐ場が失われていくことも非常に心配な昨今。ちょこっと地元や故郷の民謡、口ずさんでみませんか?
プロフィール
ライター&コピーライター
丸山智子氏
新潟市出身、進学を機に上京し東京で広告制作会社や編プロなどに勤務。2014年Uターンと同時に独立。新聞、雑誌、WEB、イベント広報等での執筆や、定期的なラジオ出演など。趣味は観劇と、生ハムの原木を一本持ってピクニックをすること。
2020年4月~7月、毎日違うプリンを食べる100日チャレンジ敢行!
https://note.com/marutomo025
現在「新潟らしいプリン」開発プロジェクトを立ち上げ活動中!
https://www.facebook.com/pg/%E3%83%8B%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%9C-107225947748273/community/?mt_nav=0&msite_tab_async=0