駅伝、をかし!
新年、明けましておめでとうございます!
1/1ニューイヤー駅伝、1/2・3箱根駅伝と、テレビをつけるとついつい目を離せなくなってしまう季節ですね。
長距離を複数人でタスキをつなぎながらリレーする陸上競技、駅伝(正式名称:駅伝競走)。これも、日本発祥の文化の一つなんです。
言葉自体は日本書紀にも確認されるのですが(!)、今のような競技は1917年に「東京奠都(てんと)記念東海道駅伝徒歩競走」において全23区516kmのコースで競われたのが最初になります。
関東組と関西組の対抗形式。昼夜を問わず走っても約3日間かかっていたとのことで、箱根駅伝が関東の大学に限っていることを考えると、この東西対抗はまた面白そうな!この最初のレースの発想は、明治天皇が京都から江戸城へ移動された際のルートの再現に由来しているそうですが…かなり根気のいるレースですね(笑)。
そして箱根駅伝が始まったのは1920年。NHK大河ドラマ「いだてん」のモデルにもなった金栗四三さんが「五輪で活躍できるマラソン選手を育成したい」という思いから発案したものでした。
たすきを繋ぐ独特のスタイル、ニューイヤー駅伝に出ている外国人選手も、駅伝がしたい!とエントリーしていると、解説の人が言っていました(ややうろ覚えで申し訳ありません・汗)。
あまり海外では浸透していない競技スタイルのようですが、EKIDENとして知る人ぞ知る競技にはなっているみたいです。
マラソンとはまた一味違う、リレーするからこそ生まれる思いやドラマが、見る人を惹きつけますよね。
とはいえ、我に帰ると、近年まれに見る積雪の正月の新潟に、太平洋側の空の明るさはほんと異国のようです(笑)。
※追記
今年の箱根、物凄いドラマでした!!!!!!!
目頭が何度熱くなったことか…全力でぶち当たっていった選手たちに、次のステップに向けてエール、贈りたいです!