激動の時代を駆け抜けた25年の『るろうに剣心展』~前編~
いつの時代でも、振り返ると新潟出身の漫画家がサブカルチャーを盛り上げてきました。
その中でもマンガ、アニメ、ゲーム、そして実写映画と多くのメディアで話題と感動を残した作品『るろうに剣心』はご存知でしょうか。
不安定な社会情勢の中、昨年からの延期を経て、ついに開催されました!!
第21回目は激動の時代を駆け抜けた25年の『るろうに剣心展』~前編~をレポートします!
るろうに剣心とは
1994年に週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画で、舞台は明治時代初期の頃の日本となっています。
主人公である緋村剣心はかつて「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客でした。
月日は流れて、流浪人として全国を旅していたところに神谷薫をはじめ、さまざまな人物達と出会い、別れ、成長や葛藤をしながら物語は進んでいきます。
作者は和月伸宏氏。東京都生まれ、新潟県長岡市育ちです。
特に長岡市の越路町と縁深く、昨年の紅葉の時期には「越路もみじ園」にパネルが展示されていました。
関連記事:紅葉から辿る『るろうに剣心』のルーツ
新潟市美術館とは
新潟市中央区にある美術館です。
緑に囲まれた場所で静かに鑑賞しながらゆったり過ごせます。
館内に入ると雑貨コーナーがあり、展示されているグッズや美術館オリジナル商品を購入することもできます。
喫茶店もあるため、鑑賞後の余韻に浸りながら食事やティータイムを楽しめますよ。
[写真]新潟市美術館 外観 入り口(令和3年7月撮影)
るろうに剣心展 会場内の様子
展示内会場はキャラクター紹介をはじめ、るろうに剣心の物語の中で描かれているテーマごとにまとめられていました。
テーマは「仲間」「正義」「強さ」「命」「幸せ」の5つです。
そのテーマに沿った原画が展示されており、心に残る台詞、熱いバトルシーン、感動的な瞬間など「るろうに剣心」の面白さ、奥深さをとことん堪能できます。
関連記事の紅葉から辿る『るろうに剣心』のルーツにも取り上げた刀の展示や映像による作品紹介など、時間を忘れてしまうほどの魅力溢れる内容となっていました。
作者が実際に使用していた漫画道具や映画の衣装の展示もあり、一味違った角度からも楽しむことができます。
[写真]新潟市美術館 館内 展示パネル(令和3年7月撮影)
前編 まとめ
東京、京都に続き、無事に新潟でも開催されて本当に良かったです。
8月29日(日)まで新潟市美術館で開催されているので、ぜひ観に行ってみてください。
おすすめですよ!!
[写真]新潟市美術館 入り口 案内看板(令和3年7月撮影)
会場内のより詳しい様子や内容は後編にお届けします!
どうぞお楽しみに!!