遠い星から君へ贈る『10000万光年双眼鏡』
暑さも落ち着き、いつの間にか秋模様、そして寒い冬が近付いてきました。
空気が冷たくなると、たくさんの星々が輝きを増して夜空一面に広がります。
そんな星空の、はるか遠い場所で小さな恋物語が始まっているのはご存知でしょうか?
第24回目は遠い星から君へ贈る『1000万光年双眼鏡』をレポートします!
1000万光年双眼鏡とは
鳴海アラタ氏が2020年5月にTwitterで公開したWEB漫画です。
SNSで人気が広まり、全国各地のプラネタリウム番組で公開されることになりました。
地球そっくりな遠いどこかの星で暮らす少女シヒル。
その星からはるかに遠い地球に住む、とある男の子に一目ぼれをします。
元気な女の子と、宇宙の距離の遠さが切ない恋物語の漫画です。
Twitter:鳴海アラタ(@arata50)
新潟県立自然科学館とは
自然、科学、宇宙など、さまざまな分野を深く学べる科学博物館です。
プラネタリウムは季節ごとに星空のおもしろい番組を放映しています。
子供から大人まで楽しめる、遊ぶにも学ぶにも最適な施設です。
公式WEBサイト:新潟県立自然科学館|10000光年双眼鏡|プラネタリウム
公式WEBサイト:コニカミノルタ | 10000光年双眼鏡 | プラネタリウム番組
遠い星から、遠い地球へ思いを馳せる小さな恋の物語
この物語に登場する元気でかわいらしい少女シヒルは、お父さんから誕生日プレゼントに「10000万光年双眼鏡」を貰いました。
この1000万光年双眼鏡を覗けば宇宙の遠い先まで見ることができるという、とてもすごい双眼鏡です。
この双眼鏡で宇宙を眺めていたら、たまたま見つけた地球に住む男の子に一目ぼれ。
シヒルは一目ぼれをした男の子に会いに行くため、地球の言葉や文化を一生懸命に勉強します。
恋する女の子の熱意あふれる行動は、もう誰にも止められません。
大きな宇宙の彼方にある恋物語の行方
月日が経ち、ついにシヒルは地球へ向かうことになります。
一目ぼれした男の子に会うために、遠い地球へ出発です。
宇宙は果てしなく広く、時間がまったく足りないほど遠く離れた星々がたくさんあります。
シヒルが住む星も、男の子が住む地球もそんな関係です。
この先の、シヒルの恋の物語の行方はぜひプラネタリウムやWEB漫画などで見てほしいなと思います。
最後まで見たあとは、切なくも嬉しさがこみあげてくるような、さわやかな気持ちになれる、そんな素敵なお話でした。
新潟県立自然科学館ではこの物語と併せて星空の解説も行っており、天体の魅力に触れることもできます。
新しい発見ができるので友人や恋人、家族と一緒に見るのもおすすめです。
まとめ
宇宙の遠い先まで見える、10000万光年双眼鏡。
覗いた先の素敵な出会いと、奇跡の物語は思わずきゅんとする「エモい」気持ちでいっぱいになりました。
星空を見上げた時に、はるか遠くの星で、もしかしたら同じように見つめている人がいるかもしれないですね。
そんなことを考えたくなるような、とても良いお話のプラネタリウムでした。