『私のお正月』デザインアイディアを片隅に

新潟
フォトグラファー
Feel Cool NIIGATA
磴 千草

あけましておめでとうございます。

新しい年をまた迎えることができました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

日本の文化であるお正月。

その年の年神様(としがみさま)をお迎えする行事です。

健康・子孫繁栄・五穀豊穣を願う大切なものとされています。

 

お正月にはおせちを食べたり鏡餅を飾ったり年賀状を出したりと、さまざまな習慣があります。

慌ただしい日々の中でも、そのようなことをしていると新年の始まりを強く感じますね。

 

日本全国はもちろんのこと、地域ごとに特色ある習慣があるかと思うのですが、私なりにお正月からデザインアイディアを得てみようと考えました。

第8片は『私のお正月』デザインアイディアを片隅にです。

 

新潟でお正月を迎える中で

私の出身である、新潟でのお正月。

年末にはお寿司やオードブル、郷土料理の「のっぺ」などをいただき、最後に年越しそばを食べて新年を迎えます。

年末に豪華なものを食べるのは新潟の特徴と聞いたことがあります。

実際におせち料理よりも考えるのが年末のお料理なので、風習の違いですね。

 

風習の違いや郷土料理はその土地独自のものになるので、地域の特徴や歴史的背景を知ることができます。

伝えれらるものは限定的になりそうですが、だからこその説得力でデザインに活用できそうです。

 

新潟の神社で新年のご挨拶とともに

白山神社・弥彦神社・護国神社が全国的にも有名なのではないでしょうか。

お正月の時期をはじめ、日常でも時間を見つけて足を運んでいます。

基本的にはお参りをした後にお守りを授かり、おみくじを引いて帰ります。

白山神社には蛇の神様がいらっしゃるので、おいしい卵をお供えすることも。

新年のご挨拶としてのお参りは特別です。

毎年同じ流れだからこそ、お正月を迎えているなぁという気持ちになります。

 

神社やお正月に関連する行事は一言で表すと「和」の象徴。

日本らしいデザインで、様々なものや媒体に活用できそうです。

コンセプトにすれば、そこから更にアイディアを広げられるのでないでしょうか。

「門松」や「鏡餅」などの季節の飾り物にはひとつひとつに意味もあるので、深堀すると楽しそう。

見聞を広げる目的だけでも充実できると思いました。

 

帰る時に必ず食べるものから

神社には屋台が並んでいて、そこで必ず買っていくものがあります。

それが「ぽっぽ焼き」という新潟だけにあるパン菓子です。

黒糖の素朴な味がおいしい、もちもちした触感のおやつ的なもので、新潟では大人気の食べ物。

新潟に遊びに来た時、一度は食べてほしいローカルフードです。

 

「○○だけにしかないもの」というのは特別感が強まります。

限定的な使い方にはなるかもしれませんが、その分与える印象や意味ははっきりとなるので、ここぞという時に使えそうなアイディアになりそうです。

実はこういう意味を含めていた、なんていう隠し味的な要素としても良いのではないでしょうか。

「ご当地」というものは故郷を思い出させてくれる、素敵なものですね。

 

まとめ

年初めというのは、私にとっては特別感のある期間ですが、デザインをする中で意識していることは変わりません。

日本の文化、新潟の文化それぞれにある意味や慣習を知るだけで、アイディアの助けになりそうです。

 

デザインアイディアを片隅に置いて、日々を豊かに過ごしていけるといいですね。

今年1年もうさぎが飛び跳ねるように飛躍した年になることを祈って、頑張ります。

  

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