『ホワイトデー』で気持ちを伝える。
寒い冬が終わりを告げ、太陽の暖かさを感じられる、春の季節となりました。
地域によっては梅や早咲きの桜も咲いてくる時期ではないでしょうか。
そんな春の季節にあるイベント「ホワイトデー」は3月14日。
今回はホワイトデーについて意味や由来を調べてみました。
第10片は『ホワイトデー』で気持ちを伝える。を綴ります。
ホワイトデーとは
日本では2月14日のバレンタインでのお返しとして、男性から女性にお菓子を渡す行事です。
気持ちを言葉で伝えるのは勇気が必要でもあるため、形にして想いを表すのはひとつの方法として良いのではないでしょうか。
最近ではホワイトデーの可愛らしいお菓子を楽しむイベントとしても親しまれており、色味がきれいなお菓子をたくさん見かけます。
そもそもの起源は諸説あるのですが『大切な人に贈る』形が引き継がれていることが幸せのひとつですね。
お返しするお菓子の種類と意味
①クッキー:あなたはお友達、仲の良い友達
諸説ありますが、クッキーのサクサク感、パサパサ感などの触感から「軽い関係」だったり、種類が豊富にあり手軽に購入できることから「特別な感情はない」という意味が込められているようです。
②マシュマロ:あなたが嫌い
口に含むとすぐに溶けて消えることから「すぐに忘れたい人」「付き合っても長続きしない人」となっているようです。
以前は「優しさ」の気持ちを込めたものでもあったのですが、時が経つにつれて変化したお菓子とのこと。
甘くておいしいお菓子なだけに今のイメージは少し悲しいですね…。
③マカロン:あなたは特別な人
このお菓子はほかと比べて「作るのに時間や手間がかかる」「高級感」があるということが由来です。
贈る相手である恋人や家族、友人などで「特別」の意味が変わります。
「特別な存在」を伝えるお菓子としてどんな方にもぴったりですね。
④マドレーヌ:仲良くなりたい
マドレーヌは貝をモチーフにしたお菓子。
日本では2枚に重なる貝に「縁結び」「円満な関係」の意味が込められています。
そのため、あなたと「仲良くなりたい」という気持ちを表しているそうです。
⑤キャンディ:あなたが好きです
キャンディを食べた時は長く味を楽しめることから「長続きする関係」として、簡単にはかみ砕けない固さから「仲が壊れない関係」として絆の結びつきを表すような意味が込められています。
実は味によっても意味が違うらしくイチゴ味は「恋・結婚」、レモン味は「真実の愛」、オレンジ味は「幸せな花嫁」、メロン味は「素敵なデート」となっています。
カラフルなキャンディ、単色のキャンディで意味を込めて伝えられるのはとてもロマンティックな表現ですね。
まとめ
〈菓子言葉〉と呼ばれるもので気持ちを相手に伝えるというのは、普段言えない想いを届けられて良いですね。
贈る時にはたくさんの気持ちを込めて、受け取った時にはそんな想いをかみしめて、ホワイトデーを楽しみたいと思いました。
お菓子をモチーフにデザインをする時は、ひとつの視点として活用できるアイディアでもあります。
心あるデザインを作っていきたい、そう思えた内容でした。