新潟で『風鈴』の涼を楽しむ
いよいよ7月に突入しました。
1年の半分が過ぎた、というのに驚きを隠せない心境です。
梅雨入りしてからというもの、気温が上がり、日照時間も延びて明るい時間が増えました。
寒い冬と違って活発に行動できるのは嬉しい限りですが、同時に「暑さ」対策も考えなくてはいけません。
そんな時にふと頭に浮かんだものがあります。
それは昔からある『風鈴』です。
ちりんちりんと綺麗な音色を聞くと、涼しい気分になる不思議なアイテム。
今回はこの『風鈴』のことについて綴りたいと思います。
第14片は新潟で『風鈴』の涼を楽しむです。
風鈴とは
諸説ありますが、一説によると起源は中国で、仏教が日本に伝わる中で風鈴の文化も浸透していきました。
元々は「風鐸(ふうたく)」と呼ばれており、魔よけとして、寺院などに吊り下げられていました。
今なじみあるガラス製の風鈴は江戸時代から主流になってきたもの。
元来は青銅や鉄などの金属類で作られていました。
長い歴史の中で、人々の生活に合わせて姿・形を変えながら日本文化のひとつとなっています。
新潟と風鈴
私が住んでいる新潟には風鈴にまつわる行事が開催されます。
有名な所でいうと新潟市・白山神社で行われる「七夕風鈴まつり」と五泉市・五泉八幡宮で行われる「七夕風鈴祭・天の川巡り」です。
どちらも風鈴のお祭りで、多種多様な風鈴を眺めることができます。
〈七夕風鈴まつり〉
『色とりどりの風鈴に願いを込めて、「みなとまち新潟」の運気をあげるお祭り』がコンセプト。
1000個以上の風鈴が並ぶ光景は圧巻。
境内を散策しながら心地の良い音色を楽しめます。
短冊にお願いごとを書くこともできるので、叶えたいものがある人は足を運んでみては良いのではないでしょうか。
クリスタルガラス製の五泉八幡風鈴、日本全国、世界の風鈴が奉納されるお祭りです。
今年は鬼滅の刃に登場するキャラクター「煉獄杏寿郎」の家にある風鈴「江戸風鈴」を見ることができるそうです。
そして4年ぶりの開催。ライトアップの時間は幻想的な空間になります。
こちらもぜひとも訪れたい場所ですね。
まとめ
夏に活躍する風鈴。
これからの暑い日々を乗り切るべく、好きな柄の風鈴を吊り下げて、見て、聞いて『風鈴』を楽しんでいきたいですね。
「涼」を求めて音を聞きに行きたいと思います。