傘、をかし!
日本は「世界一の傘消費国」ってご存知ですか?
実はビニール傘が発明されたのは、1958年。東京のホワイトローズ株式会社によるもので、日本ではビニール傘が浸透していることもあり、年間1.3億本以上消費していると言われています。
そんな日本の傘の歴史。
さかのぼってみると、平安時代には「和傘」の存在が認められており、日常生活に傘が定着したのは江戸時代。和傘という和紙を張った傘が主流でした。傘張りの内職をする江戸の御家人もいたようです。そしてペリー来航の際に「洋傘」が初めて日本人の前に現れました。
ちなみに世界的に見ると傘は古代オリエントが発祥の地と言われ、日本に伝来したのは古墳時代、朝鮮半島から絹を張った長柄の傘「蓋(きぬがさ)」とのこと。
傘を伝統的に作っている土地といえば、岐阜県です。
岐阜の傘文化は江戸時代の1636年に松平光重が岐阜への移封(国替え)の際に傘屋・金右衛門を伴ったことが始まりと言われ、その後の藩主も和傘製造を奨励するなどして、現在の産地としての基礎が確立されていったと言われています。
岐阜のここの和傘とか、もう見ているだけでうっとりです…
和傘CASA
https://wagasacasa.thebase.in/
傘の種類も色々…確かに曲芸でも傘を使いますね!
マルト藤沢商店
http://www.wagasa.co.jp/
また、ビニール傘でもデザイン性の高いものも多く、使い捨てどころか愛用したくなるものもたくさんあります。
以前、上野動物園から出たすごく可愛いビニール傘を愛用していました。
最近だと山形の加茂水族館のビニール傘がすごく素敵でこれまた気になり中です。
加茂水族館×フェリシモコラボ傘https://www.felissimo.co.jp/youmore/blog/main01/deepfish/post-265/
6月に入り、梅雨が近づいてきますが、素敵な傘で乗り切りたいです。