手紙、をかし!

新潟
ライター&コピーライター
いと、をかし。
丸山智子

7月は別名「文月」とも呼ばれる月、ということで、今回のテーマは「手紙」にしてみます。

 

ふみの日は7月23日「手紙の楽しさ、手紙を受け取る嬉しさを通じて文字文化を継承する一助となるように」という目的で制定されました。

さっそく脇道に逸れますが、切手って、本当にいろんな種類があって、見ているだけで楽しいですよねー。

 

切手のデザイナーは日本に8人しかいません。

「日本文化」や「日本の伝統色」をテーマにした切手シートなどもあり、わずかな面積の中にも文化の香りを感じることができます。

<ちなみに今年のふみの日の記念切手>https://www.post.japanpost.jp/kitte/collection/archive/2020/0722_01/

 

平安時代の貴族は和歌をしたためた文をやりとりしていましたが、和歌のセンスはもちろん、どんな紙に書くか、結ぶ枝はマッチしているかなど、かなりハイレベルなコミュニケーションだったようです。

 

 

「文」と呼ばれていたのは中世までであり、江戸時代から「手紙」という言葉が使われるようになりました。

 

丁寧な時候の挨拶から始まる、というのも日本ならでは。今の季節の挨拶といえば、梅雨明けから立秋に出す「暑中見舞い」!これは、明治時代にハガキの郵便配達が始まったことで習慣化したようです。

よく車を運転している時にカーラジオをつけているのですが、日曜の東京FMで流れる小山薫堂さんの番組「SUNDAY’S POST」は日本郵便の番組らしく、「番組宛に手紙を贈る」スタイルを推奨されています(メールも受付けています)。なんか、いいなぁ。

ちなみに中国語で「手紙」はトイレットペーパーの意味だそう!手紙を意味する中国語は「信」だそうです。

プロフィール
ライター&コピーライター
丸山智子
新潟市出身、進学を機に上京し東京で広告制作会社や編プロなどに勤務。2014年Uターンと同時に独立。新聞、雑誌、WEB、イベント広報等での執筆や、定期的なラジオ出演など。趣味は観劇と、生ハムの原木を一本持ってピクニックをすること。 7月25日、毎日違うプリンを食べる100日チャレンジ完走! https://note.com/marutomo025 新潟らしいプリンの開発を今後行っていきます。 <ニイガタ・プリン・オープンラボ> https://www.facebook.com/%E3%83%8B%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%9C-107225947748273/

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