専門用語を使うときは要注意!専門用語がもたらす失敗と注意点
どんな仕事をしていても、かならず専門用語がありますよね。Web業界だと「SEO対策」や「コンバージョン」や「SEM」など、その他にもたくさんの専門用語があります。
わたしが昔DTPとして働いていたとき、隣ではWebチームが所属しており専門用語が毎日飛び回っていました。Webチームと一緒にマーケティングの打合せをするときにも専門用語が飛び交っていて、打合せが終わるたびに用語について検索する日々でした。
ついつい専門用語で会話をしてしまいがちですが、相手がその用語について必ずしも理解をしているとは限りません。先日、専門用語が通じなかったときのちょっとした恥ずかしい話がありました。
わたしの趣味である山登りにも、じつはたくさんの専門用語があります。
「お花摘み」
「キジ打ち」
この言葉を聞いてピンとくる人は、山登りに精通している人ではないでしょうか。山登りをしない人にとっては、なんのこっちゃ?という感じだと思います。山登りではこの用語は両方ともに「トイレに行く」ことを意味しています。
「お花摘み」は女性がトイレに行くことを意味しており、自然界で女性がトイレをする姿がお花摘みをしているように見えることから名付けられました。
一方の「キジ打ち」は男性が小便をすることを意味していて、鉄砲でキジを打つことになぞらえて名付けられたものです。
先日、山の会で山登りをしたときの話です。
年配の女性がリーダーに恥ずかしそうに「お花摘みに行ってきます」とトイレを申告したところリーダーに意味を理解してもらえませんでした。そこで女性は結局「トイレ行ってきます!」とハッキリと言いました。
するとリーダーは「あー!トイレね!漏れる前に行ってこい!」と皆に聞こえるように言われ、女性は恥ずかしそうにお花摘みに行かれました。
専門用語を使用するときには、相手を見て使ってもいい相手なのか見極めて使用するようにしましょう。