花火、をかし!
新潟
ライター&コピーライター
いと、をかし。
丸山智子氏
夏です。
毎日暑すぎる雪国新潟。
さて、夏といえば花火!皆様、今年は花火を観に行かれましたか?
新潟県内でも毎週末各地で花火大会が開催されており、
代表的な花火大会が「海の柏崎、川の長岡、山の片貝」。
なかでも長岡花火は全国から100万人を超える観客が集まる
「日本三大花火」のひとつに挙げられており、
特に平原綾香のJupiterに合わせて、2km以上にわたって一斉に打ち上がる
「復興祈願花火フェニックス」は自然と泣けてしまうほどの素晴らしさです。
さてさて、花火における「日本らしさ」は、調べると結構興味深いものがあります。
ヨーロッパでは14世紀にイタリアで初めてキリスト教のお祭りで花火が打ち上げられ、
日本で遊びや観賞用の花火が見られるようになったのは江戸時代になってからと言われています。
日本の花火玉は球形で中に入れる星(火薬)も球形、一方欧米では花火玉も星も円筒形。
さらに火薬の詰め方などにもより、まんまるく綺麗に開花するのが日本ならではで、海外の花火は下に垂れるように咲くようです。
この「まんまる」は高い技術を要し、現在日本の花火は世界で最も精巧で華麗と言われ、世界中に輸出されているとのこと。
「世界花火師競技会」では、山﨑煙火製造所が3度も世界王者に輝いているそうです。
日本ならではのクリエティビティが世界でも評価されているんですね。
世界最大の4尺玉は“山の片貝”で9/9・10にあげられるので、ぜひ新潟へ!
それでは、今週末は「赤川花火」という山形の花火大会に行ってきますー!
プロフィール
ライター&コピーライター
丸山智子氏
新潟市出身、進学を機に上京し東京で広告制作会社や編プロなどに勤務。2014年Uターンと同時に独立。新聞、雑誌、WEB、イベント広報等での執筆や、定期的なラジオ出演など。趣味は観劇と、生ハムの原木を一本持ってピクニックをすること。