節分、をかし!
新潟
ライター&コピーライター
いと、をかし。
丸山智子氏
本日は節分!というわけで、そのまんま節分ネタですが、
節分はもともと「季節の節目」である「立春、立夏、立秋、立冬」の
前の日を指します。だから実は節分は年4回!
なかでも旧暦では春から新年が始まっていたので、
新年の前日=立春の前日の節分=大晦日、ということで
特に大事な日とされていた日がこの新春の節分なのです。
季節の分かれ目、年の分かれ目には邪気が入りやすいとされ、
邪気払いが行われていたことが、
今の豆まきの行事につながっています。
さて、ではなぜ豆をまくのか?
昔から豆には魔除けの力があると信じられていて、
魔を滅する=「魔滅(まめ)」に通じ、
無病息災を祈る意味がありました。
また豆をまく以外にも「柊鰯(ひいらぎいわし)」といって、
魔除けとして柊の小枝と焼いた鰯の頭を刺して
玄関に飾る風習が西日本であります。
キツイにおいで鬼を近寄らせない作戦ということらしく、
同じ理由で節分に鰯料理を食べる文化もあるとのこと。
ちなみに、新潟では撒く豆は落花生です。
これ、県外の人に驚かれたことがあったんですが、
逆に豆そのものを撒くことに驚きました(笑)。
落花生だと、まいて落ちても皮をむけば
綺麗に美味しく食べられるので、オススメです。
そして余談ですが、「豆をまく」というと、
いつも気になるのが「晴れたら空に豆まいて」
というライブハウス。いつか行ってみたいです。
より詳しく節分について
詳しく知りたい方には
ここのコラム、オススメ!!
プロフィール
ライター&コピーライター
丸山智子氏
新潟市出身、進学を機に上京し東京で広告制作会社や編プロなどに勤務。2014年Uターンと同時に独立。新聞、雑誌、WEB、イベント広報等での執筆や、定期的なラジオ出演など。趣味は観劇と、生ハムの原木を一本持ってピクニックをすること。