3.11
今年もまた3月11日がきました。
9年前に、東日本大震災がおきた日です。
北海道在住で、大きな被害を受けているわけでもない私がこの話題に触れるのはおこがましいという気持ちもありますが、日本人として触れないわけにはいかない日だと思います。
ですので少しだけ。
あの日、私は札幌でいつもどおり仕事中でした。
ちょうど移動中で地下街を歩いていたので、揺れには全く気づかず。
その後、会社に戻りクライアントに電話をかけるも東京、函館にはつながらない。
なんだろう?おかしいな?と思っているうちに、会議室にあったテレビで仙台空港の滑走路冠水の映像を見て「これは大変なことが起こった」と感じました。
札幌は揺れや津波による被害はほとんどありませんでした。
しかし、連日のニュース映像で心がザワザワし、仕事が手につかなくなってしまいました。
北海道でテレビを見ていただけの私でさえこの有様。
実際に被災された方々の心の傷はどれほどのものだったでしょうか。
9年たった今も、まだ仮設住宅に住まわれている方、地元に帰れず日常を取り戻せてない方もいらっしゃいます。
今年はコロナウィルスの問題で政府主催の追悼集会が中止になってしまいました。
10年目となる来年を区切りとして追悼式が終了になるという話も聞きました。
10年経っても20年経っても忘れてはいけないことですね。
それぞれが震災の記憶を忘れずに胸に刻み、若い世代に伝え続けていきたいと思います。
そして、被害がなかった地域からの一番の支援は、仕事や消費を活発化させて経済を回すこと!
今回のコロナウィルスでもそうですね。
適切な対策はもちろん必要ですが、デマに振り回されたり過剰すぎる自粛や相互監視のしすぎはむしろマイナスになることを9年前に学んだはず。
この問題が少しでも早く収束し、元の生活に戻っていけることを祈っています。