どこにも行けない夏だから・・・辛いもの
沖縄県
ライター
Jun Nakahama
仲濱淳氏
またまた非常事態宣言が出された沖縄。「go to」とか言っているけど、高齢者が身近にいる身としては、おめおめとその言葉に乗っかるわけにはいかない。沖縄って、おじいちゃんおばあちゃんと同居していたり、近所に住んでいたりする家族が多いから、首都圏以上に慎重になっている方が多いんじゃないかしら?
せっかくの夏休みなのに、どこにも行けやしない。せめて海水浴ぐらいは・・・と思ったが「止めた方がいい」と夫。ならばせめて、辛いモノで夏を感じるしかない私。かなり飛躍した発想だが、仕方がない。なにしろ、どこにも行けない夏だから。(この夏は、何もかもこの言い訳でいこうと思う)
那覇のとある老舗タイ料理店。テイクアウトした方がいいのかもしれないが、換気はばっちりだし、客は私一人だ。しかもテイクアウトメニューはカレーオンリー。「くそっ、私は辛いヌードル気分なの!」と、イートインの一択。
これこれ!この爽やかな辛さがタイ料理の醍醐味!パクチーもいい感じ。これでもかと換気されている店内では、クーラーはあまりにも無力。さらにこの辛くも美味しい麺のおかげで、大量に吹き出す汗さえも心地よい。この夏だからこその楽しみ方、見つけた。
プロフィール
ライター
仲濱淳氏
雑誌・WEBマガジン編集職を経て、3年前よりフリーランスライターとして沖縄県で活動中。アラフォーだけどいつまでも厨二病が抜けないのが悩み