だれも知らないレオ・レオーニ展

用事があって一人で外出したので
ついでに近所で開催されていたレオ・レオーニ展へ。

昨年夏に開催されていた『みんなのレオ・レオーニ展』
当時は岩手県に住んでいたので行けないなーと諦めた。

頭の片隅にずっとあった展示だったので
開催のお知らせを見つけてからは
絶対行くぞー！スイミー見るぞー！と思って
絵本絵を見る気まんまんで向かった。

私の中でレオ・レオーニといえば絵本作家。
有名どころのスイミーやフレデリック、
ああいうものが多数展示されていると思ったら
殆どが絵本以外のもので
「そうか、だから“だれも知らない”なのか。」と
妙に感心してしまった。

いや、全然調べないで行った私が悪いんだけどね。

そもそも彼は絵本作家ではなく、グラフィックデザイナーで
絵本作りは孫のためにと始めた事（！）らしい。
なんともすてきなおじいちゃんだった。
ほんとなんにも知らないで行ってしまった…

広告のイラストやデザイン、線画もすてきだった。
平行植物シリーズがとっても好き。

こういう展示のいいところって
デジタルでなくアナログで制作したものが見られる事かなと。
紙が折れていたり黄ばんでたり、
糊の劣化とか、鉛筆の下書きの線が残っていたり。

アナログ絵っていいね。

—–

だれも知らないレオ・レオーニ展 
板橋区立美術館
2020年10月24日(土) ～2021年1月11日(月・祝)
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001385/4001386.html