金曜ロードショー。
映画好きとしては愛する番組。

ずっと気になっていたパラサイト半地下の家族が
1月8日に放送された。

起承転結がしっかりしていてテンポ良く展開されていたので
終わるまでがあっという間だった。

もちろん常識的に考えちゃったらやってる事はアレだけど、
それぞれの役割を演じきる家族にはスパイ映画の様な爽快感もあった。
が、もちろんそのまま大団円とはいかず、
ラスト30分の展開は目が離せなかった。

作中の歌だったり犬の餌だったりと
日本への揶揄はありつつも別に気にはならなかった。
いわゆるお約束的なものなのかなと。

レビューでも散々書かれていたけれど、
地下鉄の臭いと例えられていた半地下の家族たちの匂い。
いわゆる鼻つまみ者、除け者の意味なんだろうなと。
そしてそれに耐えられなかった父親。

映像としても上へ上へ行く富裕層、
地下へ地下へと向かう貧困層。
常に高低差が描かれていた。

お金は心のシワを伸ばすアイロン。
なんかすごくズシーンとなった。

父の一方通行の手紙、
決して叶わない夢を見る貧困層の息子。
個人的にはすごく好きなラストだった。

富裕層と貧困層。
すごく対比が効いてて良かった。

今年は洋画もたくさん見るぞ。