アパレル販売員とデザイナーはよく似ている
こんにちは!ガーリー専門デザイナーのまめです。
わたしは、WEBデザイナーになる前にアパレル販売員をしていました。
WEBデザイナーになってからときおり「これってアパレル販売員してときとの”接客”と同じだなー」って思うことが増えていきました。
あくまでもわたしがそう感じたという話ですが、どういう点が同じだと感じるのか?
アパレル販売員の仕事
- ヒアリング
- 要望に応える提案
- プラスアイテムをすると違う印象に見せられるバリエーションの提案
- コーディネートの提案
- お手入れ方法をお伝えする
この他にも商品整理や売り場作りなどの業務はたくさんありますが、”接客”はざっとこんな感じです。
WEBデザイナーの仕事
- ヒアリング
- 要望に応える提案
- さらによくなるプラスの提案
- デザインの複数提案(※会社による)
- コーディング(WEBサイトの場合)
- アフターケア(使い方や修正など)
※人によっては、ディレクターの仕事だと言う人もいるかもですが、以前いた会社では人手不足のため全てやっていました。
少し違う部分もありますが大きくは同じだと思いました。
似ている点
- お客さまがなにを求めているのかヒアリングする
- お客さまが求めているものを提案する
- バリエーション提案
- お客さまにとってもっと良くなるプラスの提案をする
- アフターケア
ヒアリング時に、販売員でもデザイナーでもお客さまが言っていることを鵜呑みにはしないと思います。
少し語弊がある言い方かもしれないですが、例えば…
お客さまが「白のTシャツが欲しい」と言われた時にとりあえず白いTシャツをてきとうに選んでもっていくなんてことはしないです。
情報が足りないので詳しくヒアリングしていきます。
半袖なのか長袖なのか、どんな時に着たいのか、どんなものと合わせたいのか、生地はなにがいいのか、無地かプリント入りか、形や長さは、などなど
単に「白のTシャツが欲しい」だけでは流石に察することができないです。
服を選ぶプロだとしてもエスパーじゃなきゃ読み取ることは難しいですw
話を聞いていくと、主婦で小さい子どもがいるから汚れてもガシガシ洗えるものが良い。でも、キレイめなスタイルに合わせたい。とかいろんな情報が増えていきます。
そうすると、その人に一番適した商品を提案することができます。
WEBデザインでも同様に、お客さまが「WEBサイトを作ってほしい」と言われても
どんな目的があるのか(集客アップとかコーポレートとか)、どんなターゲット層なのか、どんな風に売り込みたいのか、など
いろんなことを考えます。
場合によっては、WEBサイトよりもSNSを活用したり、チラシを作った方がいいかもしれないです。
なので、必ずお客さまと詳しいヒアリングをします。
お客さまの要望がわかったところで、次にその要望を応える提案をしていきます。
まずは要望どおりを提案して、さらにこうするともっと良くなるという提案もします。
提案数も2案は提案します。
服でもデザインでも1案だけでは決めきれないけど、2案だと比べることができるのでどちらかの方が良いと思えます。
さらに良くなるプラスの提案は、お客さまの要望を超えてしまうのでプラスに金額が増える可能性が高いです。
お金が欲しいからそんなことをするのではなく、ちょっとしたことで効果や印象が変わってもっとよくなると思うし、お客さまによくなって欲しいと思うからです。
服ならシンプルな服にネックレスやストールなどの小物をプラスするだけで華やかになります。
デザインでも、ちょっとした動きや写真でグッと印象が変わります。
アフターケアも大事にしています。
服なら長く使ってもらえるようにお手入れ方法をお伝えしています。
デザインでは、更新作業をお願いされることもあるし、更新があるものは操作方法をお伝えしたり、ちょっとした修正をしたりします。
こんな風にアパレル販売員もWEBデザイナーも作業内容は全然違っていても、お客さまに対してもサービス心は似ているんじゃないかと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。