職種その他2020.10.12

アマゾン川とオペラのコラボは絶品

東京都
編集ライター
映画とラテンと音楽と
JUNTO

 

 

 コロナ禍ではありますが、映画館にはよく通っています。

先日は、伝説的なイタリアのオペラ歌手パヴァロッティのドキュメンタリー『パヴァロッティ 太陽のテノール』を見てきました。

圧倒的な歌唱力を大音量で聞けるのは、映画館ならではの醍醐味です。

映画の冒頭で、パヴァロッティがブラジルのマナウス市にあるテアトロ・アマゾナス(写真上)で歌うシーンが出てきたのには驚きました。

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マナウスはアマゾン川の中流にある大都市。

アマゾン観光の中心としてだけでなく、税金に恩恵があるフリーゾーンとしても有名なので、世界の大企業が数多く進出しています。

また1880年代に天然ゴムの生産地として発展したことで、欧州からの移民が増え、数々の文化的施設も建設されました。

そのかつての富の象徴ともいえるのがテアトロ・アマゾナスなのです。

圧倒的な自然を有する壮大なアマゾン川と、貴族階級の象徴のようなオペラ。

両極にあるので、アマゾンの奥地にオペラハウス? 

 と、ピンとこない人も多いと思います。

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ドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督の傑作『フィツカラルド』では、両極にあるアマゾン川と高尚なオペラが見事にコラボしていて、見ごたえがあります。

何度か映画館でも見ているのですが、CGを使わない原始的な映像の力と、音楽の素晴らしさに圧倒されて、いつも時間を忘れてしまうほど、映画の世界に浸ってしまいます。

 出来れば映画館で見てほしい作品なのですが、今は配信で見ることができます。

(配信:ヴェルナー・ヘルツォーク監督特集

 また、アマゾンの現地の日本人向け旅行会社が、アマゾン観光オンラインツアーも開催中です(ATS TUR)。

映画やオンラインツアーを通じて、アマゾン旅行気分を味わってみてはいかがでしょう?

プロフィール
編集ライター
JUNTO
普段は固めの記事広告ライター。ときどき映画やラテン絡みでもお仕事してます。 10年前に2年ほどブラジルに滞在して以来、ラテンカルチャーを日本で広めようと奮闘中。 写真は建築家オスカー・ニーマイヤーが設計したリオのニテロイ現代美術館。

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