ミニチュアの世界
京都
デザイナー
トキメキ☆通信
Erico氏
今回はドールハウスでもお馴染みのミニチュア作品をご紹介します。
趣味としてのドールハウスが作られるようになったのは、16世紀中ごろにドイツの貴族が子女教育のために作られた実際の館とそっくりなミニチュアが始まりと言われているそうです。(ジオラマみたいなもの)
その後、19世紀の中流階級の市民層で女の子のおもちゃとして広まったと言われています。
ミニチュアの大きさは基本12分の1の縮尺となって再現されます。
インテリアや家電、陶器や食器、食べ物といろんな素材を使って再現し小さな芸術の集合体が出来上がるのです。
今では大人達のコレクションや趣味になっているミニチュア。日本だけでなく海外でもイベントなどが大人気。大きさが小さいだけでなく本物そっくりのクオリティも圧巻の一言です。
書籍も最近では多く出され、How to本やキットが付いていて製作できるもの、写真集などもあります。
男女問わず夢中になってしまうのはジオラマや模型の様な組み立てやサイズをきちんと正確に測ったり、計算したりする作業もあればフェイクスイーツや食品サンプルの様な粘土や絵の具を使用した造形作業もある。紙を使って小さな読める本を作ったり、スイッチを入れたら電球が灯ったりと細部までのこだわりがあればあるほど深みにはまっていくからではないでしょうか?
プロフィール
デザイナー
Erico氏
京都在住 父が彫刻家・母がオリジナルブランドを持ち、弟は役者をしています。幼少期から家族で行く先には芸術やクリエイティブな空間が常にありました。
ハンドメイドは物心ついた時から遊び感覚で始め、イベントに参加したり雑誌などに掲載された事が何度かされました。企業やショップなどとコラボもしています。