去る6月29日、沖縄では梅雨が明けた。平年より6日遅いそうで、確かに毎年、沖縄の慰霊の日の23日前後に梅雨が明けていた印象がある。しかし、何はともあれ梅雨が明けた。青い海、青い空という、いかにもな沖縄の季節が始まるこの瞬間は、何度経験してもワクワクする。スコンと抜けるような青空と真っ白な入道雲を見ると、何が始まるわけでもないのに、なんか期待してしまうんだよね。

と同時に、これから4ヶ月あまりの長い夏が始まってしまうという諦念も。7、8月はまだいいんです。夏を楽しめるんですよ。けど、10月も同じように暑い日が続いてごらんなさいよ。体へのダメージや冷房代の高さを日に日に感じ、いい加減「もう暑いのはいいのよ・・・」という気分にもなりますよ。

とか思っていたら、梅雨明けの1週間後、梅雨が戻ってきたような天気が続いた沖縄。土砂降り、スコール、道路には滝のような水。そして今現在も、空はどんより曇り空。ただただ湿気がすごくて、またあちこちにカビが発生しそうな雰囲気。ああ、早く、がっつり「夏」になれ！