かつおぶし、をかし!
新潟
ライター&コピーライター
いと、をかし。
丸山智子氏
すっかり稲刈りも終盤になり、
早速新米食べている新潟人ですが、
今日は東京で感じた「日本のをかし」をお届けします。
それは「かつお節」!
最近メディアでもたくさん取り上げられているので、
ご存知の方も多いかもですが
渋谷で削りたてのかつお節を楽しめるご飯を提供している
「かつお食堂」に先日行ってきました。
https://www.instagram.com/katsuoshokudou/?hl=ja
こちらの店主は通称“かつおちゃん”と呼ばれる若い女性。
かつおに魅せられ、全国の産地をめぐり、
オーダーすると返ってくる答えは「ありがつお!」!!!
オーダーしたのはかつお節ご飯とお味噌汁と
お惣菜がセットの「かつお食堂ごはん」。
「今月のかつお節」(9月は鹿児島県枕崎市カネモ鰹節)から
重さの違う3タイプから選んでその場で削ってもらいます。
産地や重さの違いによる風味や食感の違いも
しっかり説明してもらえる上に、
ご飯の途中で「追いがつお」として、
オーダーしなかったかつお節もちょっと食べることができます。
削りたて!食べたことありますか?
本当に綺麗に削られていて、味わい深いんです。
かつおちゃんと話しながら「すごいなー、かつお節」と思っていたら、
かつお節って今の形で日本で確認されているのって
なんと室町時代までさかのぼるんだそう!
しかも「日本の味」と思っていたら、
なんとモルジブにもかつお節のようなものがあるらしい…。
とはいえ、和の味に欠かせないかつお節、
とってもをかしな食材でした。
ぜひ、かつおちゃんに会いに行ってみてください。
新しいかつお節の世界が開きますよ!
プロフィール
ライター&コピーライター
丸山智子氏
新潟市出身、進学を機に上京し東京で広告制作会社や編プロなどに勤務。2014年Uターンと同時に独立。新聞、雑誌、WEB、イベント広報等での執筆や、定期的なラジオ出演など。趣味は観劇と、生ハムの原木を一本持ってピクニックをすること。