地元民も手に入れやすい北海道産。そして香りと記憶のはなし
北海道住みながら「北海道産」のものってスーパーで売ってる生鮮食品を買うくらい…かもしれません。
特に嗜好品は正直言って、高くて買えません。
観光客向けであったり、職人手作りの少量生産であったりとかで、少々高価なものが多く、普段の生活にちょっと良いものがほしいなーと思っていても、値段が高くて手にした商品を戻してしまうこともしばしば…。
しかし最近、地元民も手に入れやすい価格の北海道産の素敵なものと出会いました。
北海道のもみの木(トドマツ)のオイルで作ったルームスプレーです。
※トドマツはもみの木の仲間とのこと
勤め先近くのお店で販売フェアをやっているのを知り、「北海道のもみの木」というワードに惹かれて、お昼休みにお店に行くことに。
でも本心は「たぶん高いだろうけど、せめてテスターで香りを知りたい」と思ってました…
が、並んでいた商品はどれも思ったほど高くなくてびっくり(というより、無○や生○の木とかの商品とあんまり値段変わらないのでは?と思うほど)。
買える!とわかって気分が高揚しつつも、落ち着いて商品をじっくり見回し、オイルや化粧水、キャンドルなどいろいろとある中でルームスプレーを選びました。
「おファブもいいけどたまには無臭ではなく、お部屋をよい香りにしたい!特に冬は家の中にいることが多いし!」ということで、これから使う頻度が高そうなものに。
テスターで嗅いだ時はスッキリとした森っぽい香りがイイネ!と思ってましたが、
お家で使ってじっくり香りを感じてみると、なぜだかちょっと懐かしい気持ちになりました。
そういえば…
保育園児や小学生だった頃に公園で遊んだ時
中学の部活で走ったりボールを拾っていた時(大嫌いでしたがソフトテニスをやってました)
夕暮れ時の高校の帰り道…
私の実家は「北の国から」のような自然豊かな山々に囲まれたところではありませんが、保育園や学校近くにちょっと大きな公園があったり、学校敷地内も木々が多かったので、もみの木などの針葉樹の香りは子供の頃の私にとても身近なものだったのです。
香りは記憶と一番結びつきやすい刺激だと聞いたことがありましたが、まさしく。
もみの木のオイルは道北にある下川町の森林の間伐材から作られたものだそうです(下川町は多くの有名なスキージャンプの選手の出身地としても知られています)。
北海道はでっかいどうなので、私の住んでいた所よりだいぶ離れていて行ったことはないのですが、木々の香りは離れていても同じなんですね。
このもみの木オイルなどを作っている「ププの森」さんの商品は、道内のお土産屋さんというより、イベント出店やオンラインショップで購入できるようです。
お土産や贈り物にもちろん、地元民のちょっといい日常使い品としてもおすすめです!