カフェ、カフェ、カフェ
沖縄県
ライター
沖縄あれこれ
仲濱淳氏
皆さん、カフェって行きますか? 最近カフェに集中的に取材をする機会があり、カフェという存在についてしみじみ考えてみた。 がっつり食事する場所でもないし、お酒を飲む場所でもないし。そういえば最近、全然行っていない。外食するときはレストランだし、お酒も外で飲まなくなったし、なにより、くっちゃべる時間がないし相手もいない。或いは今カフェに行くとしたら、もっぱらPCを持って原稿書いたり、打ち合わせしたりする仕事場としての利用だ。 恥を忍んで(?)今20代の女性に、カフェに行くのか聞いてみた。するとやはり、結構行くとの答えが。素敵な店をわざわざ探してでも。なんだその行動力!カフェに対する情熱! 私にもそんなときがあったっけ、と思い返す。そういえば、確かに20歳前後には、友人とこぞって出かけていたように思う。おしゃれだたったり、かわいかったりするカフェに、やっぱり探してでも行っていたっけ。何時間でも、とりとめもなく話していたっけ。 でもおしゃれなカフェに行ったところで、話す内容は近所のドトー〇と変わらないのに。 とりとめもなくそんなことを考えていると、カフェってのは、つまり自由の象徴なのかしら。時間をもてあまして、その時間を自分のためだけに使える若き日の、束の間の自由。もし子育てが一段落ついたら、また通ってみようかな。
プロフィール
ライター
仲濱淳氏
雑誌・WEBマガジン編集職を経て、3年前よりフリーランスライターとして沖縄県で活動中。アラフォーだけどいつまでも厨二病が抜けないのが悩み。