青汁の原料、ケールは炒めても美味しいんです!
東京
編集ライター
映画とラテンと音楽と
JUNTO氏
世界中で、巣ごもり生活が続いています。
家では、部屋の片づけ、料理、配信動画三昧、オンライン飲み会、動画みながらヨガや筋トレなど、
みなさん、できるだけ退屈しないように、工夫して過ごしていることと思います。
春は野菜や果物もおいしくなる季節ですし、
人気のレストランのテイクアウトなども始まったので、なかにはつい食べ過ぎて…という方もいるかもしれません。
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日本では様々な種類の野菜を買うことができますが、最近、よく見かけるようになった野菜に「ケール」があります。
ケールは栄養価の高さから「緑黄色野菜の王様」とも言われているようで、日本では青汁の原料として有名です。
近所のスーパーでいつも売っているのは、葉の部分がクルクルしている上の写真のようなカーリーケール。これは葉っぱがやわらかいのでサラダで食べることができます。
でも、カールしていなくて、大きな団扇のようなケール(下の写真)は、残念ながら近所では、ほとんど見かけません。
この団扇型のケールは、ブラジルでは一般的な食材で、コーヴィ(Couve)と呼ばれています。
食べ方は、太めの千切りにして、ニンニクと油・塩で炒めるのが定番です。
ブラジル料理のフェイジョアーダ(黒豆の煮込み)の付け合わせとして、なくてはならない野菜なのです。
青汁の原料ということで「苦い」イメージを持たれるかもしれませんが、
炒めると苦みはほどんど感じず、歯ごたえもあって、とても美味しいです。
栄養価が高くてヘルシーな野菜ということもあり、私は、団扇型ケールを見かけたら、即、買ってしまいます。
自炊生活が続き、同じメニューばかりで飽きてしまったときには、
いつもと違う食材を使って料理をしてみてはいかがでしょうか。
プロフィール
編集ライター
JUNTO氏
普段は固めの記事広告ライター。ときどき映画やラテン絡みでもお仕事してます。
10年前に2年ほどブラジルに滞在して以来、ラテンカルチャーを日本で広めようと奮闘中。
写真は建築家オスカー・ニーマイヤーが設計したリオのニテロイ現代美術館。