横山美術館 企画展「目でも陶酔できる ウイスキーボトル展」開催
公益財団法人 横山美術館(名古屋市東区葵1丁目1番21号 理事長:横山 博一)は、明治・大正期の輸出陶磁器を中心に展示する美術館。
「横山美術館(ヨコヤマビジュツカン)」において、2020年11月7日(土)より企画展「目でも陶酔できる ウイスキーボトル展」を開催いたします。
後援:愛知県・名古屋市・瀬戸市
アメリカが最も輝いていた1950年代には、ケンタッキー州を中心に50社以上のウイスキー蒸留所があり、競い合って製造していました。アメリカではホームバーをもつ家庭が多く、デカンターに好みの酒を入れて、皆の集まるパーティーの際にはそれで酒を酌み交わし、棚に飾って鑑賞するインテリアとしても楽しんだのです。
ウイスキーメーカーがしのぎを削って企画・発注した陶磁器製のウイスキーボトルのデカンターは、輸出用の陶磁器製の置物「セト・ノベルティ」をつくる技術を応用し、多くが瀬戸で制作されました。細部にまで表現の行き届いた写実的な装飾品としての地位を確立させ、現在でもコレクターの間では人気の高いアイテムとなっています。題材はカウボーイや独立戦争、野生動物、偉人、銀幕のスター、自動車など多岐にわたり、どこがボトルの栓なのか分からないほどに巧みな造形です。ウイスキーは酒であると同時に、政治、経済、文化であるともいわれています。ボトルに表された、アメリカン・スピリットにどうぞ陶酔してみてはいかがでしょうか。
横山美術館公式HP:https://www.yokoyama-art-museum.or.jp
《関連イベント》
絵付け体験 ~楽しく彩色する講座です~
貴重なストックのやきものの素地に、自分だけのセト・ノベルティをつくって、お部屋に飾りましょう。
日時: 2020年12月6日(日) 13:30~15:00
場所: 横山美術館5階多目的ホール
定員: 20名(要予約、先着順)
参加費: 3,000円(材料・焼成費・入館料込み)
申込方法: 11月7日(土)よりお電話(052-931-0006)にて
(定員になり次第、受付を終了させていただきます)
講師: 「なごや凸盛り隊」杉山ひとみ・安藤栄子(陶磁器上絵付け1級技能士)
学芸員によるギャラリートーク
日時: 2020年11月21日(土)、12月5日(土)、12月19日(土)
2021年1月16日(土)、2月6日(土)、2月20日(土)
いずれも午後1時30分より1時間程度
場所: 美術館展示室(1階ロビーに集合)
*事前申込不要、要入館料
*各イベントの詳細につきましてはお問い合わせください。
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