職種その他2020.09.03

かき氷、をかし!

新潟
ライター&コピーライター
いと、をかし。
丸山智子

9月に入ったのに…40度って…。

40度越えで日本一の暑さを記録した三条市は月に何度も足を運ぶくらい、身近なお隣の市。

というわけで私が住んでいる新潟市も相当な暑さでした。

もはや自分が熱いのか、外気のせいなのか、訳がわからない…。

 

そんな暑さを吹っ飛ばすべく、今日の日本文化は「かき氷」!

大好き(心の声)!!

 

最近ではかなりビジュアル・味ともにバラエティが豊富になり、1000円くらいするかき氷も見かけるようになりました。

 

昔のイメージだと、舌に色がつくこんな感じの(笑)。

 

日本におけるかき氷文化はなかなかに長く、古くは枕草子に清少納言が「削り氷」という表現でかき氷のことを書き記しています。当時の氷は高級品、さらにこれに「あまづら」をかけたと書かれているのですが、これは砂糖がなかった時代の最高の甘味料。つまりかき氷は超高級品だったんですね。

 

明治時代ごろにようやく庶民の食べ物になってきたかき氷。カンナで削っていたところから明治20年にかき氷機が開発されて、今のような薄く削った氷を食べられるようになったそうです。

この頃から基本の形は変わらず、ただ、ふわふわの舌触りになったり、シロップのバリエーションが広がったり、進化を続けています。

 

ちなみにふわふわになるのはかき氷機の性能ではなく、氷の柔らかさに由来します。一気に凍らせると硬く、ゆっくり凍らせると柔らかい氷になります。

今人気の、天然氷のかき氷がふわふわなのは、ゆっくり2週間かけて、外で氷を作るからふわふわなんですね。

 

おいしいかき氷を堪能しながら、この暑い残暑を乗り切りましょうー!

プロフィール
ライター&コピーライター
丸山智子
新潟市出身、進学を機に上京し東京で広告制作会社や編プロなどに勤務。2014年Uターンと同時に独立。新聞、雑誌、WEB、イベント広報等での執筆や、定期的なラジオ出演など。趣味は観劇と、生ハムの原木を一本持ってピクニックをすること。 毎日違うプリンを食べる100日チャレンジ実施。 https://note.com/marutomo025 現在は新潟らしいプリンの開発に挑戦中です!

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