先日、とある女性ととある人物への不満について話していたところ、彼女はぼそっと「法律のない世界なら、アイツはとっくにこの世にいない」とそこそこのパワーワードを呟きました。

そしてその翌日の通勤中、なんだかよくわらない機械でコンクリートに切れ目を入れていく道路工事の人を見ながら、「あの人が使ってる奴も立派な凶器だよな……」と無意識のうちに脳内で呟いている自分がいました（笑）。

誰かが何の気なしに発するちょっとした一言って、それが印象的な程、今まで目にしてきた当たり前の世界までが違って見えてきたりするから面白いです。

ところでこの「法律のない世界」。

創作的にはいろんなネタが掘り起こせそうです。

・とある世界で「法律」という概念が消える

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・モノが盗まれても「自己責任」

・「殺人」も「喧嘩」と同等で「自己責任」

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・「格差社会」、「弱肉強食」、「男女不平等」などの蔓延

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・混沌とする世界で、地位や権力もなく正気を保てなくなった大多数の人々は、これ以上無駄な争いに巻き込まれないために「言葉」を「放棄」する……

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・現代から「転生」をしてきたお喋り好きの主人公、無口な人々ばかりの世界に戸惑いながらも、どうにか会話を交わせるようになるべく奮闘し始めるが……

と、試しにプロット（物語の構想）のようなものを立ててみました！

「言葉を使わなくなった世界」で描かれる人間ドラマ、難しそうですが、上手くいけば友情や恋愛などいろんな要素をはめ込むことも出来そうで、なんとなく、ワクワクできます！

周りの人の何気ない発言、少しアンテナを立てるだけでも創作のヒントが実はたくさん隠れているのかもしれません！