秋は旅の季節。

「Go Toトラベル」も開催されていますね。

ただし、既往症がある高齢者と同居している私には、

リアルな旅は、リスクが高くちょっと行きにくいのです。

そういう方も多いのではないでしょうか?

そこで、オンラインでパリに行ってきました!

二日の旅!

1日目は、エッフェル塔周辺散策、

2日目は、なんとヴェルサイユ宮殿貸し切りツアー!

私にとっては、二度目のパリです。

前回は、ずっと昔になりますが、クリスマスシーズンでした。

クリスマスイブにイタリアから夜の列車で、パリに向かうというロマンティックなプラン。

イタリアでは、ローマ、フィレンツェと、予想以上に楽しく過ごし、美術館のように美しい街並みに感動の連続だったのを思い出します。

当時は、今のようにイタリアは、あまり注目されていませんでした。

「イタ飯」は、徐々に定着中でしたが…

ファッション大好きな私には、フランス発の雑誌「FIGARO」「ELLE」を愛読しており、イタリアよりも「パリ」に絶大な憧れを抱いていたのです。

また、アートの影響も受け、ユトリロの世界を描いたモンマルトルやモンパルナスなど、パリの街を散策したいと言う気持ちでいっぱいでした。

イタリアに関しては、あまり情報を得ないまま、イタリア経由でフランスへ。

ところが、イタリアの街の美しさと、人々のラテン系の暖かさに

すっかり魅了されてしまうのです。

それは、予想外の嬉しいサプライズでした。

道に迷っていたら、まるで「大阪のおばちゃん」みたいな(笑)

イタリアの年配の女性が、向こうから親切に話しかけてくれたり、

道案内してくれたり…

男性も女性もとてもオシャレで優しく素敵でした。

寒い季節でしたが、ほっこり暖かな気持ちでクリスマスイブにパリに到着し、

ノートルダム寺院のクリスマスミサに参加するというすごい体験を!

今では、ノートルダム寺院も焼失してしまいましたね。

心が痛みます。

さて、憧れのパリは、イタリアと比較すると、

個人主義のフランスらしく、人々は近寄りがたく冷たい感じでした。

ルーブル美術館は圧巻でしたが、

モンマルトルは、ちょっと期待はずれ。

夜は、オペラ座でバレエを鑑賞できたのは素晴らしい経験でした。

エッフェル塔に登り、夜景を満喫、

凱旋門からイルミネーションに輝く街をタクシーで通りました。

とはいえ、なんとなく消化不良だったパリ、また行きたいなと思いつつ、

歳月が流れ…

当時の写真が出てきませんでした。(泣)

引っ越しもしているので、奥の方に収納してしまったようです。

パリをもっと楽しむために今回はある意味、リベンジツアー。

オンラインツアーは、作家でありミュージシャンでもある辻仁成さんが

在住20年という知り尽くしたパリを案内してくれるというものでした。

元々、リアルな旅に行けない介護を必要とする方々を対象にした

「旅介」と「ベルトナ」というオンラインツアーやリアルな旅を運営する企業のコラボ企画です。

オンラインなので、ちゃんと通信ができるか、

ライブなので、その瞬間まで、ドキドキで

飛行機が離陸する時のワクワク感と同じ気分を久しぶりに味わいました。

ヴェルサイユ宮殿貸し切りツアーは、敬老の日だったので、

母と参加し、楽しみましたよ。

リアルではないけれど、高画質で臨場感たっぷり!

辻さんのトークもライブで見られて、一緒にパリの街を歩いているようでした。

三度目のパリは、ぜひリアルに行きたいものです。

旅の季節、現地に行けない人は、オンラインツアーなんていかがですか?