憎めない悪口を考える

愛知
事務・web校正・ライター(見習い)
創作のススメ
kaneko

 

皆さんは悪口を言う人、好きでしょうか。嫌いでしょうか。

世間的には後者の意見が圧倒的に多い気はしています。

でも、「毒舌だけど面白くて好き」と思うような人って、意外と周りに何人かいたりしませんでしょうか。

個人的には「悪口」って、言うのが上手い人とそうでない人がいる気がします。

悪口が上手い人は、どれだけ悪態をついていても常に人望があるイメージです。

そしてこの悪口テクニック、ひょっとしてキャラクター構築においてもわりと重要なことなのでは……とふと思いました。

例えば、

「そんなこともできないなんてバカだろ」

という悪口風なセリフがあったとします。

しかも、そう言い放った相手がひたむきに頑張ってるようなキャラだったとします。

このままでは確実に、タダの腹が立つ悪役です。

なので、口調を変えたり言葉を足したりして、嫌われないキャラクターに変えていく挑戦をしてみます!

・「そんなこともできないの? バカなの? もういいって。全部私がやる……私がやりたいのっ!」

・「フン。その程度なんだ。そんなこともできないなんてバカ? もっと頑張れよ……期待してたボクも、バカみたいじゃないか……

・「えっ! そんな簡単なこともできてないんだ? ふふっバカなんだね? けど、そんなところも可愛いねっ?」

こんな感じに性格を反映させつつ相手へのフォローの言葉を少し足してみるだけでも、なんとなく、憎めなく見えてきたりは……しませんで……しょうか……

自分の創作したキャラクターに愛される要素があるかどうか、悪口を喋らせてみることで確認するのも案外良い方法なのかもしれません!?

 

プロフィール
事務・web校正・ライター(見習い)
kaneko
WEB関係の会社で事務・校正勤務。文章が好きなことから専門学校時代は雑誌編集分野のコースを専攻したり、脚本に興味を抱いてシナリオスクールに通ったり。将来的にはフリーライターを目標に、現在少しずつライティング実績を積むべく奮闘中。

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