2020.10.31
意図と表現
愛知
事務・web校正・ライター(見習い)
創作のススメ
kaneko氏
昨年の終わり頃から、事務職に加えてホームページの文章校正の仕事にも携わらせていただいています。
ホームページの文章はSEO対策も重要ですが、いかに早い段階で情報を見てもらえるかも重要に感じています。
なので、主に
・誤字、脱字
・文章が引っ掛かりなくスッと読めるか
・表現方法にズレがないか
を確認しながら日々校正に取り組んでいます。
表現方法のズレとは、例えば『種類は少ないがとても質にこだわっている』という文章があったとします。
見る側は先に『種類は少ない』というマイナスイメージを吸収してしまうため、もしそこで興味をなくしてページを閉じられたらとても残念です。
そういう時は、書いた方の意図も汲み取れる他の表現を模索しながら、種類は『絞られますが』や『厳選されており』などの言葉で置き換えてみることを試しています。
言葉の表現方法は無限にあります。どういう意図のある文章でも、自身が書く側の際は特に、できるだけ客観的な視点を常に持ちたいなとよく考えます。
それに比べると、「物語創作」においての文章表現は圧倒的に自由だと感じます。
どんなに悲しくて救いがないストーリーでも、極悪非道なセリフでも、面白ければそれはとても良い作品のはずです。
ですが創作においても、時には読者と作中の世界観とで明確な線引きがあることの伝わるような、
“できるだけ流れ弾に当たって意図せず傷付けられる人がいないように“
そんな言葉の表現方法だといいなと思います。
プロフィール
事務・web校正・ライター(見習い)
kaneko氏
WEB関係の会社で事務・校正勤務。文章が好きなことから専門学校時代は雑誌編集分野のコースを専攻したり、脚本に興味を抱いてシナリオスクールに通ったり。将来的にはフリーライターを目標に、現在少しずつライティング実績を積むべく奮闘中。