独立書展2021

東京
書道家・ライター
Tohku
桃空

今年の文字は「抗」にしました。
作品自体は2020年の10月ごろ提出したので、その頃はまだコロナ感染症があるのに、旅行を推奨しているという状態でした。

わたしは実家にさえ帰れない状態でいるのになぜ?と疑問があったこと。

はやく感染症に抗える製薬やワクチンが皆に届くといいなと思っていたこともありこの字に(苦笑)。

作品にする文字はいくつかの候補もあったのですが、実際に自分自身の免疫力も低下して、

大きな文字でも書いて吹っ切りたいというのもあったのかもしれません。

家にばかり居ると、やっぱり塞いだりするときもあります。
けれどもなぜかやることはたくさんあったりするんですよね。
不思議です。

会場は例年になくひとが少なく、ほんとうに驚きました。

国立新美術館という大きな会場だからこそ、余計に寂しく感じるほどでした。

自分の文字が展示されているのに、感染者数も上がっていたため、躊躇しましたが

外に出てみたら案外ひとが多くて驚きました。

相変わらず「電車」が怖いので、少々遠いとわかっていても「自転車」で向かいました。
いい運動になりました。

ところで私はオンラインで書道教室をしておりますが、

この頃、あちこちでいろんな方から声がけいただいています。

皆さん、書道をやってみたいとおっしゃいます。

道具を買いたいので、また、どこからはじめたらいいですか?などのアドバイスや質問もいただきます。

今は、ストアカからが一番うけやすいのですが、

自分のアカウントがあるので、こちらでやってほしい!というリクエストがありましたら教えて下さい。

書道は「筆」だけは良いものを用意したほうが楽しいです。

でも買いにくいようなら1500円くらいからなら大丈夫。

やっぱり道具はある程度のものを揃えなければ

実は書いた字がうまくならずに楽しくならないものなんです。

実際、書道セットの筆を変えただけで抜群に、しかも急にうまくなった人がいました。

道具が自分を育てるってこともあるってことですね。

書道のことになるとついつい熱くなってしまいます。

書でなくても、皆さん楽しい趣味の時間があるはずです。

ご自分のテンションがあがる自分時間をお過ごしくださいませ〜♪

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