さっぽろ雪まつりがオンライン! 札幌市民おすすめの楽しみ方とは?
新型コロナウイルスの話題がにわかに取り上げられはじめた頃、第71回さっぽろ雪まつりがおこなわれたのは、ちょうど1年前のこと。
72回目となるさっぽろ雪まつり新型コロナウイルスのため中止になったことは、道外の皆さんもご存じのはずです。
ですが、今年はさっぽろ雪まつりがオンラインでおこなわれるんです!
北海道のローカルニュースでも紹介されています。
そこで今回は、オンライン開催されるさっぽろ雪まつりの楽しみ方を札幌市民がご紹介したいと思います。
戦後まもなくはじまった大通公園の雪像づくり
さっぽろ雪まつりは戦後まもなくはじまります。きっかけは大通公園で学生たちが雪像をつくったこと。この雪像がすごいと話題になり、数年後にはイベントとしておこなわれるようになります。
実は、自衛隊の隊員の方々も雪像づくりに参加しているんですよ。
大通公園までの雪輸送だけでなく、実際に雪像をつくっているんです。
雪のあるなかでの行動訓練、さらに土木作業訓練にもなるからだそう。
札幌市長の要請で自衛隊の音楽隊が雪まつりで演奏したのがはじまりだともいわれているようです。
世界的に知られるようになった雪まつりですが、残念なことに札幌市民にはあまり縁がありません。
私も小学校低学年・中学年のころ、学校行事の一環として行ったことがあるくらいです。
大通公園付近で勤務していたとき、ちらっとのぞいてみたくらいでしょうか。開催期間終了後の取り壊しの様子は、想像するよりおもしろいんですよ。
さっぽろ雪まつりをオンラインで楽しむおすすめの方法
札幌市民だと寒いし……人混みだし……あえて雪まつりなんてというのもめずらしくありません。
だからこそ、今回はおうちでぬくぬくと雪まつりをオンラインで楽しんでみようかと思います。
オンラインならではなのがバーチャル雪まつり。スマートフォンからでも雪まつり会場が楽しめるばかりでなく、参加型企画がおこなわれているのもポイント。
VR環境があればさらに臨場感が……!
さっぽろ雪まつりのオンラインサイトにアップされている、戦後まもなくからの雪まつりの映像もおもしろいです。こんなクオリティのものがつくれたんだ! とびっくりです。
これまでの大雪像を振り返ってみるのもいいかもしれません。
でも、もっと雪まつり気分を満喫したいですよね。
そこでおすすめなのが、札幌ならではのおいしいものをそろえること。
雪まつりでは大雪像を楽しむだけでなく、北海道のグルメが集結した屋台も楽しみのひとつです。
北海道産のじゃがいもをふかして、北海道産のバターをトッピングしてじゃがバター。
醤油・酒・にんにく・しょうがでしっかり味付けして小麦粉と片栗粉で揚げるザンギ。
石狩鍋、ジンギスカンなどもおすすめです。
サッポロビールでもよし、道産ワインでもよし、北海道の地酒でもよし、北海道の味覚をつまみにお酒を飲みながら、暖かいお部屋で雪まつりを楽しんでみてはいかがでしょうか?
まとめ
来年こそは……新型コロナウイルスも落ち着いて、いつものようにさっぽろ雪まつりがおこなわれることを願ってやみません。ちなみに日本酒党の私は、個人的に北の錦さんや上川大雪さんがおすすめです。