私は映画が好きで、暇な時間があるとだいたい映画を観ている。最近は映画館にはなかなか行けず、Netflixなどのサブスクで観ることが多いが…観るジャンルはバラバラだけど、結構ミニシアター系の映画も好きでたまに映画館まで観に行くこともあった。

 

3年前私はデッドエンドの思い出という映画を観に行った。

原作はよしもとばななさんの小説で、名古屋でロケした映画という情報だけで、私はなんか面白そう！と思い観に行くことにした。

名古屋でこの映画が見れるのが、シネマスコーレというミニシアターで、名古屋の駅裏にあり名前は聞いたことがあったが初めて行くところだった。

 

映画が始まるまでロビーみたいな場所で待っていると、おばあちゃん3人組で来ていて、映画が始まるまでの時間を楽しそうにしていたのが印象的だった。

 

映画は、少女時代のスヨンとボイメンの田中俊介が出ていた。(ロビーにいたおばあちゃんたちは田中俊介を目当てに観に来てたっぽい…)

 

あらすじは、スヨン演じるユミが婚約者を訪ねて名古屋にやってくるが、婚約者に裏切られしまう。名古屋の街をさまよったユミはやがて、カフェ「エンドポイント」に行き着く。そしてエンドポイントのオーナー西山や常連客と会話しながら、傷を癒やしていくというお話だった。

 

私は映画を見終わったあと、人生に行き詰まっても、そんな自分を受け入れてくれる場所がどこかにあるならまた歩いていける…そんなふうに思えた。

 

この映画を観に行った一日、私はとても幸せな気分だった。不安もいろいろあるけど、私にとって小さな幸せを見つけて生きていけばいいんじゃないかと思えたのだった。観たい映画を観に行って、食べたかったものを食べて、それだけでもとても満たされたのだった。

 

コラムを書くと言われたときに何を書いていいかわからなかったが、せっかくなら愛知県で撮影された作品を紹介したいと思いました。（この桜の写真はロケ地で撮ったものものではありませんが、桜が印象的な映画でした）

 

この映画には栄やセントラルパークや円頓寺など、名古屋の街がいろいろ出てきます。私は、自分が行ったことがある場所が映画に出てくるとなんか嬉しくなります。

 

実は、映画に出てくるカフェエンドポイントも、期間限定で営業していましたが、タイミングが合わず行けませんでした。

また、いろんな映画やドラマのロケ地巡りをするのも楽しそうだなと思います。

 

デッドエンドの思い出以外にも、愛知県発のドラマや映画には面白い作品があります。

 

私が最近見たものだとNHKでやっていた、お母さん、娘やめていいですか？やドリームチーム。

東海テレビの、その女、ジルバやメーテレの三人兄弟なども面白かったです。

 

地産地消のような感じで(!?)私は愛知県発の作品を楽しく見ています。愛知県は魅力がないと言われることもありますが、灯台下暗しで、結構足元には面白いものが散らばってる気がします。

 

また愛知県で撮影されたドラマや映画がでてくるのが楽しみです。