『魔法少女まどか☆マギカ10(展)』
今、日本にはジャンルを問わず、月日が経っても色褪せない名作品がたくさんあります。
約10年前、とある魔法少女たちの物語と運命が動き始めました。
すべてはここから始まりました。
第29回目は『魔法少女まどか☆マギカ10(展)』をレポートします!
魔法少女まどか☆マギカとは
今から約10年前の2011年1月から放送された、テレビアニメ作品です。
監督の新房昭之、脚本の虚淵玄(ニトロプラス)、キャラクター原案の蒼樹うめが作りだす、かわいらしい少女たちの日常、先の読めないスリリングな展開、少女と魔法少女が暮らす世界観。アニメーション制作を手掛けるシャフトの映像表現と、異空間設計を担当した劇団イヌカレーのアバンギャルドなビジュアル、音楽を受け持つ梶浦由記のドラマチックなBGM。当代きってのクリエイターたちが手掛けるストーリーは幅広い分野から高い評価を集めました。
主人公「鹿目まどか」は地球外生命体の“キュゥべえ“に願いを叶えてもらう代わりに「魔法少女」となり、「暁美ほむら」「巴マミ」「美樹さやか」「佐倉杏子」とともに「魔女」と戦います。魔法少女たちの心の葛藤と過酷な運命を描いた本作品はネットでも大いに話題となり、様々なメディアで大ブームを巻き起こしました。
公式サイト:魔法少女まどか☆マギカ10(展)| 魔法少女まどか☆マギカ 10周年記念サイト
新潟市マンガ・アニメ情報館とは
新潟市中央区にある「マンガ・アニメのまちをいつでも体感できる」施設です。
定期的にマンガやアニメ作品の展示会を行うほか、常設展では新潟に関わりのあるものを紹介しています。(現在は展示終了しています)
展覧会の様子
まどか達が魔法少女になったきっかけや願い、作品の舞台となったまどか達が住む見滝原市など、「まどか☆マギカ」の様々な情報がパネルイラストとともに紹介されていました。
キャラクターパネルにはそれぞれの名セリフが書かれており、「まどか☆マギカ」を見たことが無い方も聞いたことがある言葉ばかりです。
映像や音楽、オブジェにも溢れていて、一歩足を踏み入れれば、そこはもう「まどか☆マギカ」の世界。
制作側の意図や解説も併せて記載されていたので、より深く「まどか☆マギカ」を知ることができました。
アニメのワンシーンや、まどかがノートに描いていたイラストなどが再現されており、「まどか☆マギカ」を観ていたらあの時の!と思わずテンションが上がります。
作中に出てきた人魚の魔女のパネルです。
アニメーション作家ユニット・劇団イヌカレーが手掛けた魔女の独創的な世界観は、たくさんのファンの心を鷲掴みにしました。
この写真は杏子が作中で食べていたもの。
食いしん坊な杏子のバラエティ豊かな食べ物が並んでいます。
こちらはさやかと杏子の特別なシーンのパノラマ。
作画のクオリティの高さが実感できる展示物でした。
まどか達、魔法少女の実物衣装やボードの展示もありました。
実物衣装は再現度が高くびっくりです。
まとめ
作品が誕生してから10年が経った作品「魔法少女まどか☆マギカ」は、今もなお多くの人々に愛されながら、私達ファンを魅了し続けてくれています。
登場人物やストーリーを通して、人間の切ない想いやエゴ、思惑などが垣間見える、そんな深い部分に惹きつけられてしまうのは必然なのかもしれません。
この素晴らしい作品に出会えたこと、時が経っても楽しめること。
これからも「まどか☆マギカ」をとことん見て、感じて、知って、作品に触れ合っていきたいと思いました。
©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS
『魔法少女まどか☆マギカ10(展)』
新潟会場(※展示終了)
会場:新潟市マンガ・アニメ情報館
会期:2022年3月12日(土)~4月3日(日)
静岡会場
会場:遠鉄百貨店新館8階えんてつホール(物販:遠鉄百貨店本館8階催会場)
会期:2022年4月27日(水)~5月8日(日)