2019.11.30
Q.口コミを信じますか
愛知
事務職・ライター(見習い)
日常と言葉
kaneko氏
先日ネットのクーポンを使って美容院に行ったところ、「ご利用のクーポンは口コミが条件となっています」との説明を受けました。
あまり口コミ投稿に慣れていなかった私はどう感想を伝えるのがベストなのか少し頭を悩ませながら帰宅。
やがてふと前職の同僚が、以前美容院のレセプションの仕事をしていた際に、常連客で来店の度に“サクラ“のような口コミを残してくれる人がいたと話していたことを思い出しました。
毎回長文でかなりの褒めっぷりと、サロン専売シャンプーの宣伝まで入れてくださる気遣いが返って業者と思われないか不安に思う程だったとのこと。
サロンに限らず、飲食店や病院、通販などネットの口コミは今もなお第一線級の参考基準になっています。
だからこそ、良い評価ばかりだと返って怪しくなり血眼で悪い口コミを漁ったりすることがありませんか。
有名人の何気ない商品紹介だって、ステルスマーケティングかな……と疑うこと、ありませんか。
口コミは褒めすぎたり知名度の高い人がするだけで、お店の工作だと勘違いされかねない時代になったというわけです。
いつか、口コミは廃って新しい何かしらのシステムに塗り替えられる可能性もあったりするのでしょうか……
ネット社会が浸透してから、「ネットを使いこなせない情報弱者」を略した「情弱」なんていう言葉があります。
この「情弱」、今や「信頼できる知人・友人から実際の情報を聞き出すことなく、ネットに頼るしかない人」のことを指すのかもしれないというような話題を以前どこかで見かけました。
友人、大切にしていきましょう……
プロフィール
事務職・ライター(見習い)
kaneko氏
WEB関係の会社で事務職勤務。一方で、文章が好きなことから専門学校では雑誌編集分野のコースを専攻したり、脚本に興味を抱いてシナリオスクールに通ったり。将来的にはフリーライターを目標に、現在少しずつライティング実績を積むべく奮闘中。